ドバイどんな国?古着輸入国ってホント?歴史や文化をご紹介

派手な建築物やお金持ちのイメージが強いドバイだけど、じつは古着の輸入国でもあるんだよ!ドバイの歴史や文化を紹介するね

砂漠の地でありながら、近年著しい発展をとげているドバイ。皆さんご存知ですよね?ブルジュ・ハリファのような近代的な建築物から派手なイメージ、中東に位置する産油国のためお金持ちのイメージが強いですよね。でも、じっさいドバイがどんな国かよく知らない人も多いです。

今回は、ドバイの歴史や文化、経済を支えている人たちついてご紹介したいと思います。

そして、知る人ぞ知る古着輸入国でもあります。世界から集まる古着倉庫があり、多くの外国籍労働者が古着の仕分けなどをおこなっているんですよ。

ドバイってどんな国?歴史や文化をおさえておこう

ドバイはいったいどんな国なのでしょうか。じつはドバイは国ではなく、アラブ首長国連邦(UAE)のひとつです。ドバイの歴史や文化をみていきましょう。

ドバイってどんな歴史があるの?

ドバイの起源は、アラビア半島のペルシア湾に面した漁村でした。もともとは漁業や真珠の輸出などが盛んでしたが、19世紀にイギリスの統治がはじまると中継貿易の港として発展していきます。20世紀半ばには油田の発見開発が進み、経済的にもさらに成長します。

しかし、他6つの首長国とアラブ首長国連邦(UAE)を結成すると、油田に頼らない国を目指します。

大型港湾に経済特区(フリーゾーン)を設けたり、エミレーツ航空を就航させて、お金と人、モノが集まるようになります。

リーマンショックやドバイショックの影響を受けたものの、今や中東屈指の世界都市にまで発展しました。

ドバイの文化について知っておこう

アラブ首長国連邦(UAE)はイスラム教を国教としていますが、非イスラム教徒も多く住んでいます。

人口約900万人のうち、じつに約800万人が外国籍なのだといわれています。

他民族が入り混じっているため、厳格なイスラム国であるサウジアラビアと比べると宗教的な制約はゆるいようです。

ドバイは観光都市としても世界的に有名なので、外国人の飲酒や食事、服装などの自由度が高いです。また、他民族が宗教施設を建設することも認められています。

お金持ちのドバイを支える担い手とは誰?

ドバイはお金と人、モノがあつまる貿易・商業都市です。その経済活動を支えているのが外国籍の労働者なのです。

生粋のドバイ人はあまり働かない!?

生粋のドバイ人という言葉はおかしいかもしれませんが、アラブ首長国連邦においてUAE国民は約1割しかいません。また、観光やビジネスでドバイを訪れたことがある人は知っているかもしれませんが、町のなかで接する人のほとんどがUAE国民ではないといいます。ドバイ人がまったく働かないといわけではありませんが、富裕層が多いため自ら労働している人が少ないということです。

多くは外国籍の人が労働をしている

ドバイの経済成長は外国籍の労働者が支えています。過去に外国人労働者に対して免税されていたこともあり、その頃は外国籍の人がたくさんやってきたといいます。

外国籍の人が担う仕事は、建築や運送、小売りサービスなどだけではありません。海外資本投入や企業誘致も進んでいるため、企業経営者やビジネスマンもたくさん見られます。また、医師や弁護士など、高度な専門職も外国籍の人が多く担っています。

ドバイの古着倉庫と仕分けされた古着の行方は?

古着の輸入国第一位はパキスタンですが、アラブ首長国連邦(UAE)も世界から古着が集まる国なんですよ。古着の倉庫でもおもに外国籍労働者が仕事をしています。

ドバイやシャルジャには古着倉庫がある

ドバイや、同じくUAEを結成するシャルジャの湾岸には古着倉庫があります。

ここに集まる古着の多くは、アメリカやイギリス、ヨーロッパ各国からやってきます。もちろん、日本から送られる古着もあり、今後も輸出量が増えるといわれています。

ドバイは海上輸送の拠点としての港の開発を進めたり、航空貨物輸送の規模を大きくするなど、世界中のモノが集まる場所なのです。

倉庫内では古着の仕分け作業がされる

世界中から集まってきた古着は、いろんな種類の衣類がまとめられたベールで運び込まれます。これをひとつひとつ手作業で、種類やランクによって分けていきます。スリランカやフィリピン、バングラディッシュなどからきた外国人労働者が仕分け作業をおこないます。

ドバイにはたくさんの出稼ぎ労働者がいるため、仕分けにかかる人件費を安く抑えることができるからです。パキスタンやマレーシアのように古着の仕分け国として都合がよいのです。

仕分け後の古着の多くはアフリカに輸出される

ドバイやシャルジャの古着倉庫で仕分けされた古着のほとんどは、アフリカに輸出されています。ケニアの首都ナイロビの市場にはたくさんの古着業者が集まっていて、ナイロビの人たちの手に渡ります。現地では、安い中国産の衣類よりも、欧州の古着のほうが人気があるようですよ。

まとめ

ドバイは産油国のため潤っているように思われていますが、じつは産油量はそれほど多くありません。そのため、石油に頼らない国造りを進めてきたのです。大規模な人工港を整備することで大型船の入港が可能になり、海上コンテナの取り扱い量を増やしました。また、エミレーツ航空は旅客機数も旅客数も多く、しかもアクセスがよいので貿易に最適の国といえます。

モノと人が集まるところには多くのお金がうまれます。ドバイにはいろいろな商機がありそうですが、古着の輸出入もそのひとつです。今後ますます注目されるビジネスになりそうですね。