海上輸送で安全にコンテナ便を運ぶには?バンニング作業の注意点やコツをご紹介

海上輸送で安全に貨物を運ぶには、バンニング・デバンニングの作業が大切だよ
。どんなことに注意すればいいのかな?

海外から輸入するさいに多くの人が気にかけることは輸送費や関税、通関の手続きなどですよね。でも、海上輸送ではもうひとつ重要なポイントがあります。

それはバンニング・デバンニングの作業です。

海上コンテナ便のバンニング作業を正しい方法でおこないわないと、中の貨物が破損したり、輸送費が余計にかかってしまうことがあるんですよ。安全に輸送するためにどんなことに気をつけるべきなのでしょうか。また、輸入後のデバンニング作業をスムーズにおこなうためのコツもあるんですよ。

今回は、海上コンテナ貨物を運ぶさいのバンニング・デバンニングについて詳しくご紹介したいと思います。

海上コンテナ便のバンニング・デバンニングとは?

海上貨物を輸送するさい輸出のさいはバンニング、輸入後はデバンニングをおこないます。どんな作業なのでしょうか。また、輸出から輸入までの流れもみていきましょう。

バンニング・デバンニングとは

バンニングとは、コンテナの中に輸出する貨物を詰め込む作業のことです。また、デバンニングは、その反対でコンテナの中の貨物を取り出す作業をいいます。コンテナ1本分の輸送費は変わらないため、うまく貨物を詰め込むことが重要なのです。

バンニングから輸出するまでの流れ

海上コンテナに貨物がバンニングされたら、本船のオープン日を待ちます。本船のオープン日は出港の10日前で、バンニング済みのコンテナをコンテナヤードに保管できるようになります。通関と税関検査を済ませ、貨物の輸出許可をとってから本船へ船積みします。

ただし、本船に船積みできる限界日が決まっています。カット日といい、この日までに輸出許可をとっておかないと、貨物は船積みされず納期遅れが生じてしまいます。

カット日の数日前には輸出許可をとっておくと安心です。

輸入してからデバンニングまでの流れ

本船到着のお知らせはアライバルノーティス(A/N)といい、これを受け取ったら船荷証券(B/L)とあわせて船会社に荷卸しにかかるチャージなどを支払い、コンテナ搬出の準備にとりかかります。

貨物の輸入許可を得たらデバンニング作業です。

デバンニングの注意点は、書類上のものと貨物の内容に間違いがないか、貨物がダメージを受けていないかよく確認することです。

海上輸送でコンテナを運ぶバンニング作業の注意点とコツ

では、海上コンテナのバンニング作業で気をつけるべきポイントをみていきましょう。輸入時に破損などのトラブルを回避することができますよ。

貨物や輸送の安全性が保たれているか

海路を利用する輸送では天候によって大きな揺れが生じます。そのため、輸送中に貨物がダメージを受けないようにバンニング作業をしなければいけません。次のポイントをしっかり抑えておきましょう。

・コンテナ自体に破損などがないか確認する

・コンテナ内で貨物が動かないようにしっかり固定する

・バランスよく積む(重たいものは下、重心点は中央、パレットを使用して荷重を分散)

・輸入後のデバンニング作業をイメージする

積載するさいはデッドスペースを加味しておく

海上輸送では、20フィートと40フィートのコンテナが多く使用されています。それぞれ積載できる容積は約30㎥と約60㎥です。仮に、貨物が段ボールのような箱型のものに梱包されている場合にはバンニングがしやすく、かつ容積の算出も簡単かもしれません。

しかし、貨物によって形が特殊である、貨物の下にパレットを使用するなど、デッドスペースが生じることのほうが多いです。また、天井や左右、貨物と貨物の間のスペースも加味して積載します。

他社バンニングと自社バンニングでかかる費用が異なる

バンニング作業を誰がおこなうのかによって、必要な費用が異なります。たとえば、他社に依頼する場合には、まず貨物をコンテナヤードや保税地域など指定の倉庫に送り、そこでバンニングがおこなわれます。かかる費用は、指定倉庫までの輸送費とバンニング作業費です。港や通関業者、コンテナ内の作業のしやすさによって異なりますが、バンニング作業費は1000円/㎥が相場です。20フィート(約30㎥)のバンニング費用が約3万円です。

いっぽう自社バンニングの場合には、まず自社の倉庫や工場まで空のコンテナをピックアップします。自社でバンニングをした後、再度コンテナを港へ移動します。費用はコンテナの往復輸送費とバンニング作業費です。

NIPPON47の海上コンテナ貨物は自社バンニングをおこなっています

NIPPON47は、日タイの海上輸送に多くの実績をもつ物流商社です。海上コンテナ輸送のお悩みをぜひ弊社にご相談くださいませ。

丁寧かつ迅速な自社バンニング作業

貨物を安全に輸送するためのバンニング作業は、自社スタッフが対応いたします。お客様のお荷物を丁寧に、かつ迅速な作業を心がけております。

LCL/FCLどちらにも対応可能

弊社の海上便輸送では、FCLとLCLのどちらでもご利用いただけます。LCLでは自社の混載便を使用しているため、ご要望にあわせた積載が可能です。

日タイ間の輸送は高速海上便がおすすめ

日タイの輸送には弊社の高速海上便がおすすめです。出港から約2週間で、ドアtoドアの配送をいたします。運賃はKg単位となっておりますのでご安心いただけます。

まとめ

海上コンテナ輸送には、正しいバンニング・デバンニング作業が必要です。輸送中に貨物がダメージを受けないように、積載の仕方に注意しましょう。

デバンニング作業中に貨物が横転するなどの事故を防ぐことにもなりますよ。また、積載量を算出するさいは、デッドスペースを加味することを忘れてはいけません。

バンニング・デバンニング作業は自社でおこなう、あるいは業者に依頼する方法があります。費用や安心面、作業効率などでそれぞれメリットとデメリットがあるので、何を優先するのかで使い分けるとよいでしょう。