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    国際輸送で必要な原産地証明とは何?日タイでの輸送の申請方法も

    今回は国際輸送において必要な原産地証明の知識を解説します。

    「原産地証明ってなに?」「名前だけ聞いたことはあるけど…」と、なんとなくの状態で輸出入を行うのは危険です。

    原産地証明とは、輸出入するアイテムの原産地を表示するもので、物流の相手国によっては関税が優遇される制度です。相手国の規制や法律を理解し、かつ優遇制度を利用できるかどうかを知っておくのは重要なことだと言えます。輸出入する場合は相手国や自国の輸入規制や法律を調べておきましょう。

     

    原産地証明とは関税を安くするもの?2種類の違いを知っておこう

    この制度を利用すると関税が安くなると考えられがちですが、実は安くなる場合だけではありません。コストを抑えるのに有効な場合と国を知っておくと二度手間にならずに済みます。

    一般原産地証明とは何か

    一般原産地証明とは非特恵なので、申請しても関税免除などはありません。

    この証明は輸入国側で輸入を禁止している品物かどうかを確認するために取得します。輸出入する場合は相手国や自国の輸入規制や法律を調べておきましょう。

    特定原産地証明で関税が安くなる

    特定原産地証明とは経済連携協定(EPA)に基づくものです。この協定を結んでいる国の輸入者はこの証明を利用すると特恵関税の適用が受けられます。

    つまり、一般税率よりも安く輸入できます。

    この証明は輸出者側が発行手続きをする必要があります。

    特定原産証明が有効な国はどこ?

    日本とEPAを結んでいる国との輸出入で税率が優遇されます。以下の国々が対象です。

    ・シンガポール
    ・メキシコ
    ・マレーシア
    ・チリ
    ・タイ
    ・インドネシア
    ・ブルネイ
    ・フィリピン
    ・スイス
    ・ベトナム
    ・インド
    ・ペルー
    ・オーストラリア
    ・モンゴル

    【参考:経済産業省「原産地証明 よくある質問(Q&A)」

    原産地証明とは国により違う?タイ日輸送での申請場所や書類

    原産地証明は、国により手続きや申請書類などが異なります。タイと日本での物流はどこで申請してどんな書類を用意すれば良いのでしょうか。

    タイではどこでどんな書類が必要か

    原産地証明とは、関税が優遇されるタイプかどうかで申請場所や書類の種類が違います。どちらの制度を利用するかを確認してから申請しに行きましょう。

      申請場所 必要書類
    一般原産地証明 ・タイ商務省外国貿易局・タイ商工会議所・タイ工業連盟 ・自己申告書(輸出業者によるもの)・インボイス・船荷証券
    特定原産地証明 タイ商務省外国貿易局 ・根拠書類(関税分類変更基準、付加価値基準、関税分類変更基準と付加価値基準併用)・原産地証明書(日EU・EPA、CPTPP)・インボイス・パッキングリスト

    日本貿易振興機構「JETRO」では、EPAとFTAの利用で必要な書類作成の手間を省けるシステム「原産地証明ナビ」が利用できます。

    日本からタイに品物を送る場合は?

    日本から輸出を行うさいは、まずは住んでいる地域の最寄りの商工会議所に行きましょう。貿易登録や企業登録がまだの場合は、その手続きも行います。非特恵の場合は、証明依頼書、原産地証明書、コマーシャルインボイスを用意します。

    特定原産地証明では、輸出アイテムのHSコードを確認後、EPA税率を調べます。各EPAの原産地規則、原産国を確認後、企業登録をして証明書の発給手続きとなります。過去にこの制度の利用経験がない場合は、発給完了まで1ヶ月ほどかかる場合がありますので、輸出までの期間には余裕を持って行いましょう。

    【参考:JETRO 「  原産地規則と原産地証明書:タイ」

    【参考:JETRO 「EPA/FTA書類作成ツール「原産地証明ナビ」の無償提供を8月13日より開始」

    国際輸送のさいは原産地証明が必要!物流専門のNIPPON47にお任せを!

    原産地証明とは、特定の国への輸出入を行う場合に利用すると関税が優遇される制度です。全てを個人様や事業主様が行うのは大変ですよね。タイと日本の輸出入では日タイの物流を専門に行っている弊社にお任せください。

    タイと日本の物流の実績があります

    弊社はタイから日本への物流やタイでの古着仕入れの代行を行っております。2022年1月のタイから日本へは44,432.5kg、日本からタイへは53,708.7kgの実績があります。「原産地証明とは何か具体的に知りたい」「輸送費をカットする方法はあるのか」など不安な点はご相談ください。

    輸送手段は航空便、海上輸送がご利用可能なため、お届け日数やコストに応じてお選びいただけます。日数がかかるイメージの海上輸送も高速海上輸送があります。船便はLCL、FCLどちらでも利用可能ですので、お荷物の量によって調整ができます。

    インボイス作成を行います

    原産地証明に必要な書類の1つにインボイスがあります。インボイスは適格証明書ともいい、売り手が買い手に対して正確な適用税率や消費税などを伝えるものです。この書類を用意するのは手間なのですが、弊社をご利用いただいた場合はインボイス作成を代行致します。

    国際輸送に関する原産地証明|まとめ

    原産地証明とは輸出入するアイテムの原産地を表示するもので、物流の相手国によっては関税が優遇される制度です。相手国の規制や法律を理解し、かつ優遇制度を利用できるかどうかを知っておきましょう。

    特に税率が軽減される可能性のある制度を利用する場合は申請書類が多く、発給までに時間がかかるためゆとりを持って手続きをする必要があります。弊社では、必要書類の1つであるインボイス作成を代行致します。日タイの物流には実績がありますので、お客様の最適な輸送手段をご提案いたします。輸送に関わることなど、お気軽にご相談くださいませ。