OEMとは?オリジナル商品制作で差別化ができる!?メリット・デメリットを解説
ネットショップやECサイトで競合他社を差別化をしたい人必見!OEM商品について解説するよ
ネットショップやECサイトで競合他社を差別化をしたい人必見!OEM商品について解説するよ
ネットショップやECサイト運営で重要になってくるのが商品のオリジナル性ですよね。とくに国内で仕入れをしているとどうしても商品が似通ってしまいます。しかも、他社との価格競争だけではうまく利益をあげることも難しいです。
そこで、商品の製造をOEMメーカーに委託する人が増えています。
OEM製品を販売することで他社との差別化ができますよ。
今回は、OEMとは基本的な定義やメリット、そして注意点をご紹介したいと思います。
自分のオリジナリティー豊かなブランディングを確立することもできますよ!
目次
OEMとは?2種類の形態やODMとの違いも
では、OEMとは何かみていきましょう。一般的にOEMの形態には2種類あります。
また、よく似た言葉にODMがありますが、OEMとの違いについても解説します。
OEMとは?2種類の形態がある
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略です。
ウィキペディアによると、製造メーカーが他社ブランドの製品を製造する、またはその企業をさすとあります。日本語では、「相手先ブランド名製造」や「納入先商標による受託製造」などとも呼ばれます。
また、その形態は大きく2種類に分けられます。
①OEMメーカーが製品を企画し、ブランド側の企業に提案する形態:
ブランド企業は、OEMメーカーが生産納入した商品を採用し、自社ブランド製品として販売します。
②ブランド側の企業が製品を企画し、OEMメーカーに製造を委託する形態:
委託側は、商品の企画やデザイン、資材・原料などをOEMメーカーに提供します。またブランド名は発注元であるブランド企業・委託者です。
OEM商品を作って販売したい人は、②の形態になります。
OEMとODMとの違いは?
OEMとODMの違いもおさえておきましょう。両者ともに、生産製造を外部に委託する点は共通しています。ODMでは製品の企画や仕様、設計、開発も委託できるという点が異なります。
「Original Design Manufacturing」の略で、他社ブランドによる製品を設計・製造すること、またはその企業をいいます。
さらに販売に強いODMメーカーでは販売方法や施策なども提供することもあります。OEMのさらに発展した形態といえます。
【参考:Wikipedia「OEM」】
OEM商品の製造を委託する側の3つのメリットとは?
OEM商品の製造販売は、ネットショップ・EC運営で成功するために有効だといわれています。ここでは、OEM商品の製造を委託するメリットを3つご紹介します。
オリジナル商品を開発できるため差別化になる
OEM商品は、自分のアイディアや企画が反映されたものです。
独自の設計やブランド構築された商品が多いので、インターネットで広く普及している商品との差別化をはかることができます。
生産にかかわる設備が必要ない
OEMメーカーには製品の製造にかかわる設備が整っています。
委託すれば設備投資のコストがかかりません。
また、生産量の調整も可能なので、在庫過多になることも少ないです。多くの種類の商品を少量から販売できます。
マーケティングや企画・販売に注力できる
製造そのものをアウトソーシングすれば、それ以外の業務にあてられる時間が増えます。物販ビジネスであれば、マーケティングや企画、販売、販売後の顧客対応など、やるべき業務は多岐にわたります。
それらのコアな業務に注力できるようになります。
OEM商品を製造委託するデメリットや注意点はあるの?
では、OEM商品の製造を委託するさいのデメリットや注意点はあるのでしょうか。製造自体をアウトソーシングすることのリスクも忘れてはいけません。
アイディアや企画の情報が流出する危険性がある
OEMメーカーに商品の製造を委託するには、製造して欲しい商品の仕様や設計などの情報を提供しなければいけません。
自分が考えた独自のアイデアやノウハウが流出してしまう危険性があるということです。
このリスクを回避するためにしっかり契約書を作成しておきましょう。
販売価格があがってしまう可能性がある
OEM製品を委託する側は、製造に関する知識や技術が蓄積されにくいといわれています。
とくに、製造コストはOEMメーカーに左右されることも多いので、最終的な販売価格があがってしまう可能性もあります。
信頼できる委託先を見つけるのが難しい
オリジナルの商品をOEMメーカーに委託するには、次のような方法があります。
・インターネットで「製品名+OEM」「製品名+製造委託」と検索する
・製造コストが安い海外の製造工場を見つける
OEM製造メーカーを選ぶさいには、アパレルや食品などどんなジャンルに強みがあるのか、また、価格面やサポート面など信頼できるパートナーを見つけることが重要です。
まとめ
OEM商品は、自社ブランドとして魅力のある商品を販売したい人におすすめです。
商品の企画アイディア次第で他社と差別化をはかることができるからです。OEMとは、自分が作りたい商品の製造だけをOEMメーカーに委託することです。生産にかかわるコストを削減できることが大きなメリットです。
OEMメーカーは国内でも探すことができますが、海外のショップや工場のほうが製造コストが安いです。NIPPON47では、タイでアパレル・雑貨のOEM制作を承っております。現地のショップへのオーダーや交渉、製造した商品の輸送までお任せください。