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ヤマト運輸の国際宅急便の送り方|メリットや注意点・他業者との比較も

「海外に荷物を送りたいけれど、どうしたらいいの?」と悩む方は多いでしょう。

 

特に初めての国際発送は「料金が高そう」「発送手続きが難しいのでは」「破損せずに届く?」など、不安になるものです。

 

そんなときは、ヤマト運輸の国際宅急便が頼りになります。わかりやすい送り方と料金設定、初心者の方にも扱いやすい設計で、初心者でも迷わずに海外に荷物を送ることが可能です。

 

今回は個人で海外配送をしたい初心者の方向けに、ヤマト運輸の国際宅急便の特徴を、ポイントごとに解説します。

 

サービス内容を紹介!ヤマトの国際宅急便の送り方の魅力とは

 

ヤマト運輸の国際宅急便は送り方が丁寧で、誰もが使いやすい海外配送サービスとして多くの方に選ばれています。安心して国際発送の手続きができるよう、3つの視点からヤマトの国際宅急便の魅力を紹介しましょう。

 

対応エリアの広さと配送スピード

 

ヤマト運輸の国際宅急便は、古着の仕入先として人気のアメリカやヨーロッパを含む、世界200を超える国や地域に荷物を送れます。ただし、個人の発送では一部の国・地域が対象外となっており、以下の場所には対応していません。

 

・アジア(中国・フィリピン・モンゴル・インド)

・北米(カナダ・メキシコ)

・南米(アルゼンチン・パラグアイ・ブラジル・ベネズエラ)

 

しかし、それでも対象となる国・地域の数は多く、広い対応エリアは大きな強みと言えるでしょう。

 

さらに注目したいのが、配送スピードです。発送から到着までにかかる時間は地域によって異なりますが、以下の日数を目安に荷物を届けられます。

 

・アジア(韓国・シンガポールなど):4~6日
・北米・中米(アメリカ・ドミニカ共和国など):4~10日
・ヨーロッパ(ドイツ・イギリスなど):4~7日

 

国際発送でありながら比較的短期間で荷物を届けられる点は、利用者にとって大きな魅力です。

 

破損のリスクを下げる配送ネットワーク

 

荷物を海外に配送する際、不安材料の1つが荷物の破損です。

 

海外の配送では荷物が雑に扱われる可能性があり、輸送の途中でダンボール箱がへこんだり中の荷物が壊れたりするトラブルが起こるかもしれません。しかし、ヤマト運輸の国際宅急便は、荷物が日本を出てからの配送を全て、世界最大の貨物輸送会社であるUPSが担当します。

 

配送の途中で担当する業者が変わらないため、輸送の質を一定に保ちやすい点がメリット。輸送中の破損や紛失のリスクを、最小限に抑えられます。そのため初めての海外発送でも、確実に荷物を送ることが可能です。

 

参考:UPS「グローバル出荷および物流サービス」

 

初心者にも使いやすい明確な料金体系

 

ヤマト運輸の国際宅急便の料金は、以下の2つの条件で決まります。

 

・荷物のサイズ

・送り先の国・地域

 

サイズは全部で7つありますが、荷物の大きさと重さを基準にして算出されるため、初心者の方でも大まかな料金の目安を把握しやすいでしょう。例えば、段ボールの縦・横・高さの合計が60㎝以内である「60サイズ」をアメリカに送る場合、送料の目安はおよそ3,700円です。

 

関税などの関係でその他の料金が発生するケースもありますが、公式サイトで簡単に送料の目安を調べられるため、見通しを持って発送計画が立てられます。

関連記事:fuudee「古い中古の家具は捨てるしかない?海外に輸出してリサイクルしよう!」

ヤマト運輸の国際宅急便の送り方を使うメリットを解説

 

海外に荷物を送るにはいくつかの方法がありますが、中でもヤマト運輸の国際宅急便は送り方がわかりやすく、初心者でも迷わずに使える点が魅力です。不安なく手続きができるよう、ヤマト運輸の国際宅急便を選ぶメリットを解説します。

 

追跡&保証ありの安心のサポート体制

 

ヤマト運輸の国際宅急便は、荷物の追跡ができる仕組みが用意されています。公式サイトの「荷物お問い合わせ」機能に送り状番号を入力するだけで、荷物の配送状況をリアルタイムで確認することが可能です。

 

また、補償制度も整っており、荷物1個につき最大20万円(税込み)の責任限度額が設定されています。トラブル時に備えた手厚いサポート体制が整っているため、海外配送初心者の方も利用しやすいでしょう。

 

海外発送に不慣れでも使いやすい仕組み

 

海外発送といえば、英語に不安がある方も多いかもしれません。ヤマト運輸の国際宅急便なら、専用の窓口を通じて日本語での問い合わせが可能です。宛先の国・地域から問い合わせる場合は、提携先のUPSに連絡すれば英語で対応してもらえます。

 

発送方法は、以下の2つから選ぶことが可能です。

・集荷…時間がない・近くに営業所がない・送る荷物が重くて運べない方にオススメです。

・営業所への持ち込み…営業所が近い・荷物の持ち運びが容易・送り状の記入に不安がある方にオススメの方法です。

 

集荷サービスを利用すれば、自宅にいながらすべての手続きが完了するため、忙しい方は重宝します。「サイズの計測の仕方がわからない」「送り状の書き方が不安」という方は営業所に持ち込めば、直接スタッフに相談しながら手続きができるため安心です。

 

ライフスタイルや荷物の状況に応じて、選択すると良いでしょう。

 

参考:ヤマト運輸「海外在住ですが、国際宅急便の問い合わせをするには、どこに連絡をすればいいですか?」

 

初めてでも大丈夫!ヤマト運輸の国際宅急便の送り方と注意点

 

ヤマト運輸の国際宅急便は、初心者にも優しくて使いやすいサービスです。とはいえ「実際の送り方はどうすれば良い?」と、わからない方も多いでしょう。ここからは、スムーズに発送の手続きを進め少しでも早く荷物を目的地に届けられるよう、具体的な送り方の手順と発送時の注意点を解説します。

 

ヤマトの国際宅急便の送り方3ステップ

 

以下の3ステップで進めると、効率よく発送作業を進められます。

 

①送れるものかチェック

 

海外配送では世界共通で送れない品目のほかに、国ごとに発送が規制されているものがあります。送る前に、ヤマト運輸の公式サイトで最新情報をチェックしましょう。

 

②送り状を準備

 

個人で荷物を送る場合は、インボイス付きの送り状を準備する必要があります。インボイスとは、荷物の中身を記載した通関用の必要な重要書類です。基本的に、依頼主が英語で作成します。

 

送り状は、次の2つの方法で受け取ることが可能です。

・営業所で直接受け取る

・セールスドライバーに届けてもらう

 

自宅周辺の環境や自分のスケジュールに合わせて、受け取り方法を選びましょう。

 

③頑丈に梱包し発送

 

配送はUPSが担当しますが、輸送中の万が一のトラブルに備え、梱包は丁寧に行いましょう。厚みのある段ボールを使い、ガムテープは十字貼りやH貼りで補強すると確実です。

 

箱の中にすき間ができた場合は衝撃材を入れ、荷物が動かないように固定すれば、輸送中の破損リスクを下げられます発送方法は、自宅まで集荷に来てもらうか、営業所に直接持ち込むかの2種類です。無理のない方法を選び、円滑に手続きを完了させましょう。

 

参考:ヤマト運輸「宅急便で送れないもの」

参考:ユーパッケージ「箱の豆知識-段ボールで梱包する際のテープの貼り方と種類について詳しく解説」

 

トラブル防止!ヤマトの国際宅急便の注意点

 

海外に荷物を送るには、以下の3つのポイントを押さえましょう。

 

①インボイスは正確な内容を記入する

表記と中身が合っていない場合、「虚偽申告」として荷物を届けてもらえない可能性があります。特に高額商品や衣類は、詳細に書くよう心がけましょう。

 

②丈夫に梱包して荷物を守る

ダンボールは厚手タイプを選択し、箱のヘリや角、中心部にもガムテープを貼って補強します。破損予防のため、箱の中に空間ができないように詰めましょう

 

③衣類はビニール袋に入れて保護する

配送中の型崩れや雨などによる水濡れを防ぐため、衣類はビニール袋に入れて梱包すると安心です。なお、営業所に荷物を持ち込む場合は、発送前に荷物の内容確認があります。仮留めの状態で持参しましょう。

 

また、手続きには身分証明書の提示が必要です。忘れずに持参し、順序よく手続きを進めましょう。

 

【おすすめシーン別】ヤマト運輸や他の国際宅急便の送り方 

ヤマト運輸の国際宅急便は、初心者にも簡単に送り方の手続きができる便利なサービスです。しかし、荷物の内容や送り先によっては、他の配送方法を選んだ方がコストを抑えられたり早く届けられるかもしれませんここでは、お金や時間を無駄にしないよう、状況別におすすめの送り方を紹介します。

 

軽量小型荷物をお得に送るなら「日本郵便」

 

「軽めの衣類を数点送りたい」「コンパクトな荷物を送料を抑えて送りたい」場合の有利な選択肢が、日本郵便です。2㎏未満の小型荷物にも対応しており、「船便」「SAL便」「航空便」「EMS」など複数の配送方法があります。日数や荷物の大きさに合わせて適切な配送方法を選べるため、コストを抑えることが可能です。

 

また、ヤマト運輸と同様に追跡サービスや補償制度も整っているため、安全性の面でも信頼できるサービスといえるでしょう。ただし、EMSはストライキなどの影響によって、一時的に取り扱いが停止される場合があります。事前に日本郵便の公式サイトで最新情報を確認のうえ、利用しましょう。

 

スピードを重視するなら「DHL・FedEx」

 

スピード重視で荷物を届けたい場合は、「DHL」や「FedEx」などの国際配送専門の業者を検討するのがおすすめです。

 

DHLはドイツに本社を構える物流企業で、特にヨーロッパへの配送に強みがあります。FedExは、アメリカを拠点とする配送会社です。迅速な配送スピードに定評があります。料金は高めですが、独自のネットワークを活用し効率よく荷物を運べるため、急いで荷物を届けたい場合に選ぶと良いでしょう。

 

確実に送るなら「ヤマト運輸の国際宅急便」

 

「海外配送に不慣れで不安」という方には、ヤマト運輸の国際宅急便がぴったりです。日本語での問い合わせが可能で追跡サービスも用意されているため、国内への配送とほぼ同じ感覚で利用できます。

 

料金体系が明確でサイズごとに金額が設定されているため、初めての方でも予算を立てやすく使いやすいでしょう。わかりやすさと信頼感を兼ね備えているため、海外配送に慣れていない方でも安心です。

 

まとめ|ヤマトの国際宅急便の送り方は目的別に使い分けよう

 

ヤマト運輸の国際宅急便は、わかりやすい送り方と料金体系、信頼性の高いサービス設計により、海外への発送に不安がある方でも安全に利用できます。料金もサイズごとに分かれており、予算の見通しを持ちやすい点も魅力です。

 

ただし、送りたい荷物の量や重さによっては、他の配送方法を選んだ方が時間やコストを抑えられるかもしれません。それぞれの配送方法の特徴を理解して目的に合った送り方を選べば、海外への発送がより身近になります

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