私たちから手放された衣類は
どこへ行くのか。
皆さんは考えたことありますか ?
例えば、ケニア・ダンドラという土地は
アフリカ最大の「ゴミ集積地」
と呼ばれ、
山のような衣類の端切れが
地面に
山積みになっていると言われています。
ファストファッションの興隆
海外から輸入された古着が安価なため 、
国産の衣服が売れない
ファストファッションブランドの縫製工場はアフリカにもあり
雇用を生み出しています 。
そして、古着を輸入する人、プローカー、古着を仕入れて販売する人など、
古着自体も1つの産業です 。
特にケニアやガーナの人々にとって
古着は身近で、
販売する人もいれば
購入する人も多くいます 。
一方、廃棄率を下げなければ
環境汚染はもっと深刻化するということも・・・「身近」な問題です 。
私たちは国内で出た古着を回収し、
選別し、
必要なところに必要な分だけ届け、
廃棄率を少なくする努力が
求められます。
日本国内で発生する古着、いらなくなった衣類は燃やすのではなく、
リサイクルやリュースという選択肢を忘れないでおきましよう 。
衣類は製造する段階で
環境負荷がかかります 。
個人でも企業でも、
不要になったものをゴミとして
出すのではなく 、
必要としている人や場所に
届けることが可能です 。