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海外荷物送る方法|初めてでも安心!配送業者の選び方や注意点も解説

「海外荷物送る」と聞くと、手続きが複雑そうで不安に感じる方も多いでしょう。特に初めての場合、どこから発送できるのか、料金や日数はどれくらいかかるのかなど、わからないことがたくさんあります。

 

本記事では、海外荷物送る際の基本的な手順や注意点、主要な配送業者の違いをわかりやすく解説します。各サービスの特徴や選び方、スムーズに発送するためのポイントもご紹介するので、初心者でも安心して荷物を発送できるでしょう。

 

海外荷物送る発送手段とは?日本から発送の代表的な方法を紹介

海外への発送でまず悩むのが、配送業者選びです。安く・速く・安全に発送できる手段として、どのような選択肢があるのでしょうか。まずは、初心者が海外荷物送るのにおすすめの発送方法をご紹介します。

 

日本からの代表的な発送方法

 

日本から海外へ荷物を送るのに便利なのが、日本郵便の「国際郵便」とヤマト運輸の「国際宅急便」です。どちらも手続きが簡単で初心者でも扱いやすいのが特徴。

 

それぞれに料金・配送スピード・サービス内容などに違いがあり、目的に応じた選択が必要です。

 

日本郵便(EMS・航空便・船便)

 

日本郵便は、以下の方法で発送できます。

 

・EMS(国際スピード郵便):最速で配達、追跡・補償つき。2〜6日で到着。
・航空便:約1〜3週間で荷物が到着。料金はEMSより安い。
・船便:到着まで2〜3ヶ月かかるが、料金は最も安い。

 

重さ30kgまで、サイズは最長辺が1.5メートルまで、さらに長さと周囲の合計が3メートル以内までの荷物の発送が可能。大きな荷物にも対応し、全国どこからでも簡単に発送できるのが特徴です。

 

参考:日本郵便株式会社「海外へのお荷物の送り方 初心者ガイド」

 

ヤマト運輸(国際宅急便など)

 

ヤマト運輸の国際宅急便は、料金設定がシンプルで初心者でも利用しやすいです。送料は荷物のサイズと送り先の国・地域によって決まり、国ごとに4つのゾーンに分かれているため、目安が把握しやすくなっています。

 

配送スピードも比較的速く、アジア主要国で4~6日、欧米諸国で4~10日程度。1個あたり3辺合計160cm以内・重さ25kgまでの荷物に対応しており、追跡サービスがついています。

 

参考:ヤマト運輸「国際宅急便」

 

おすすめの方法|料金・スピード・エリア別に比較

日本郵便とヤマト運輸は国内でメジャーな宅配業者ですが、海外荷物送るにはどちらを利用したらよいのでしょうか。ここでは、料金やスピードなど両者のサービス内容を比較していきます。目的やニーズに合わせて選択するとよいでしょう。

 

料金とサイズ・重量で選ぶなら?

 

小さめの荷物を安く送りたいなら、ヤマト運輸の国際宅急便がおすすめです。一方、大きな荷物をできるだけ安く送るなら、日本郵便が最適です。船便は最安値ですが、配達に時間がかかるため、注意しましょう。

 

以下に、タイへ 5kg・80cmの荷物を送る場合と、25kg・160cmの荷物を送る場合の両者の料金をまとめました。

 

【5kg・80cmの荷物のタイへの配送料)】

 ヤマト運輸・・・2,750円

 日本郵便の航空便・・・7,300円

 日本郵便の船便・・・4,100円

 日本郵便のEMS・・・8,150円

 

【25kg・160cmの荷物のタイへの配送料】

 ヤマト運輸・・・25,600円

 日本郵便の航空便・・・23,050円

 日本郵便の船便・・・12,600円

 日本郵便のEMS・・・28,350円

 

送り先により条件が異なるため、公式サイトで比較し検討するとよいでしょう。

 

参考:ヤマト運輸「国際宅急便国別ガイド」

   日本郵便株式会社「海外の料金表」

 

速さ重視ならこの方法

 

発送スピードで選ぶなら、日本郵便のEMSが一番速く荷物を配送できます

 

EMSは、アジア圏なら2~4日程度、欧米は4〜6日程度で配送が可能です。ヤマト運輸は地域によって配達日数に差がありますが、アジア圏で3~7日、欧米で5~13日程度が目安です。

 

値段は割高になりますが、スピード重視ならEMSを選択するとよいでしょう。

 

対応エリアやサービスは?

 

幅広い国・地域に送りたい場合や、信頼性を重視するなら日本郵便がおすすめです。小型・軽量の荷物をアジア圏など特定の国に安く・手軽に送りたい場合はヤマト運輸が便利です。

 

以下にそれぞれの対応エリアやサービスを比較しました。

 

ヤマト運輸

200以上の国や地域に対応(中国・カナダ・ブラジルなど一部の国では個人利用不可)

・集荷から配達まで対応。通関手続き代行や追跡サービスあり

 

日本郵便

120以上の国・地域に対応。アフリカや中南米など、幅広いエリアをカバー

・万国郵便連合(UPU)に加盟し、世界中の郵便事業体と連携しており、信頼性が高い

・郵便局窓口での発送が基本。すべてのサービスで追跡・補償サービスあり

 

発送先の国の対応状況やサービスを比較し、ニーズに応じた選択をしましょう。

 

海外荷物送るときの注意点|発送前に準備・確認するもの

海外発送は国内発送とは異なり、送付先の法律や条例に従った対応が必要です。対策が不十分なままの場合、配送が大幅に遅延するかもしれません。ここでは、海外に送れないものや書類の記入方法など、海外荷物送る際の注意点を解説します。

 

送れるもの・送れないものの確認

 

海外に荷物を発送する際、各国の法律や条例により送れないものがあります。

 

基本的に危険物・生鮮食品・電池類・貴重品などは送れません。衣類は送れますが、動物由来の衣類(毛皮や革製品)や古着の輸入が制限されている国もあります。国によって規制が異なるため、事前に確認しましょう。

 

必要な書類の作成と記入ミスに注意

 

荷物を海外に発送する際には、必要書類を英語または相手国の言語で作成する必要があります。以下の書類を準備しましょう。

 

日本郵便:送り状・税関告知書・インボイス(送付物の合計額等により必要)

ヤマト運輸:送り状・インボイス

 

■送り状

住所・氏名・品名などを英語で記入します。

 

■インボイス

通関手続きに使われる内容物の一覧表です。品名・数量・単価・合計額・原産国などを英語で詳細に記入します。衣類は材質によって関税が異なります。必ず材質や装飾の有無などを記載しましょう。

 

■税関告知書

荷物の中身を税関に知らせるための書類です。品名・数量・価格・重量などを英語で記入します。

 

インボイスや税関告知書に記載した内容と実際の荷物が異なると、通関でトラブルになるり、配送に予想外の時間がかかる場合があります。内容品は「clothes(衣類)」といった総称ではなく、「T-shirt(Tシャツ)」「Knit sweater(ニット)」など具体的に記載しましょう。

 

どこの営業所からも送れる?

 

基本的に、日本郵便の国際郵便はほとんどの郵便局で、ヤマト運輸の国際宅急便は全国の営業所から発送可能です。電話やインターネットでの集荷依頼にも対応しています。

 

しかし、どちらも全国すべての営業所で対応しているわけではありません。ヤマト運輸は、コンビニや空港内の営業所からは国際宅急便を受け付けていないので注意が必要です。発送前に公式サイトや電話で確認しましょう。

 

海外荷物送る手順|わずか3ステップで初心者も安心!

宅配業者選びや注意点がわかったら、いよいよ発送準備です。海外荷物送ると聞くと難しく感じるかもしれませんが、基本の流れはたった3つのステップ。初めての方でも、ポイントを押さえればスムーズに進められます。

 

①荷物が送れるか確認し梱包する

 

まず最初に送れる品物かを確認します。可能であれば、以下の手順で梱包します。

 1.シワや型崩れに注意し、きれいにたたむ

 2.水濡れ防止のため、OPP袋やビニール袋で包む

 3.緩衝材で隙間を埋め、ダンボールをガムテープでしっかり閉じる

 

②送り状の準備

 

日本郵便は、公式サイトの専用ページから送付状や書類を作成する必要があります。

 

送り状や必要書類はすべて英語か現地の言語での記入が必要です。税関告知書やインボイスは、品名(T-shirtなど)・素材(Cottonなど)・原産国・価格・用途などの情報を詳細に記入しましょう。

 

③サイズ・重さを測って発送

 

海外への荷物発送はサイズや重さによって料金が異なります。発送前に正確に計測しましょう。国際発送はサイズや重さで料金が変わるため、0.1kg単位まで正確に測ると予想外の追加料金を防げます

 

サイズは、箱や荷物の「長さ」「幅」「高さ(深さ)」の3辺の合計です。重さを家庭で測るのが難しい場合は、営業所に持参し計測しましょう。

 

営業所に持ち込むか集荷依頼して発送します。

 

まとめ|「海外荷物送る」は準備と選び方がカギ!目的に応じた選択を

 

海外荷物送る際は、日本郵便やヤマト運輸を選べば、初めてでもスムーズに発送できます。

 

届けたい国、荷物の大きさ、スピード、コストなどの要素を比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。また、発送前の書類確認や梱包も非常に重要です。

 

事前準備をしっかり行えば、トラブルを避けて安心して荷物を届けられます。

代表取締役 末継 佳大

監修者

株式会社NIPPON47

前職はプロカメラマンとして10年ほど勤務。その後、カメラマンとして独立。タイへの出張時に現タイ法人の代表である日本人と知り合い2019年に同社を創業。当時はタイSAGAWAの代理店として様々な荷物を扱うが、コロナ禍に古着の輸送に特化したサービスを展開し今に至る。現在は、タイ・パキスタン・ドバイの各法人/オフィスと連携を取り合い、日本に拠点をおきながら古着仕入れ・輸出入のサポートを行う。

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