BLOG

ブログ

お役立ち情報

古着は捨てずにリサイクルステーション!利用時の注意点を理解し環境問題に貢献しよう

「自宅にある古着を捨てずにリサイクルする方法はある?」「リサイクルステーションで回収可能な物や注意点が知りたい」このような悩みを抱える人も少なくないでしょう。

 

地球温暖化などの環境問題が深刻化するなか、サステナブルへの意識が高まり、古着をリサイクルしようとする動きが広がっています。古着を再利用するには、リサイクルステーションを使うと手軽です。

 

しかし、リサイクルステーションは受け入れ対象や衣類の状態などが決められています。「せっかく持ち込んだのに受け入れられなかった」などの失敗がないよう、利用方法や注意点について解説します。

 

【環境保全】古着リサイクルステーションの役割とメリットは?

古着をリサイクルステーションに持ち込むことは、環境意識が高い重要な行動です。破棄せず再利用すれば、CO2削減や地域のゴミ問題の解消にも繫がります。リサイクルステーションに持ち込んで生まれるメリットを理解し環境保全の意識を高めましょう。

 

環境保全とCO2削減に貢献

衣類の生産や廃棄には多くの資源とエネルギーを使うので、リサイクルステーションを利用することは重要です。洋服の生産は、私たちが想像する以上に環境への負担がかかることを覚えておきましょう。

 

・衣類製造と焼却は大量のCO2を排出する

・衣類の製造には大量の水、石油資源、化学薬品が使われる

・日本国内でも年間約100万トン超の衣類が廃棄される

 

古着のリサイクルステーションを利用し、「再利用」の流れが作られれば環境保全の第一歩となります。衣類が環境に負担をかける背景を忘れてはいけません。

 

参考:環境省_サステナブルファッション

 

地域のごみ減少に繫げる

古着をリサイクルステーションに持ち込むと、地域の焼却施設や埋め立ての負担軽減に繫がります。衣類がリサイクルやリユースされる割合は少なく、大量の洋服が破棄されているのが現状です。

 

焼却ゴミの埋め立てには限界があり、2044年には埋立地がなくなるという報告もあります。だからこそ、リサイクルへの意識を高めることが求められているのです。

 

不要な古着は破棄する前に「リサイクルできないか?」という選択ができると環境に優しい行動の第一歩となるでしょう。

 

寄付とリサイクルの違いは?

寄付もリサイクルも「不要な品物を有効活用する方法」ですが、それぞれ意味が異なるので注意しましょう。

 

寄付:難民への支援など「社会的貢献活動」を指す

リサイクル:環境への負荷を減らす「環境保全活動」を指す

 

どちらの方法を選んでも古着を捨てずに済むため、地球温暖化の防止につながります。自分の目的に合った方法を選ぶことが大切です。

 

 

古着リサイクルステーションの賢い探し方と利用時の注意点について

不要になった古着はリサイクルステーションで回収すると手軽に再利用できます。しかし、リサイクルステーションには種類があり、それぞれ特徴や注意点が異なるので注意が必要です。

 

二度手間にならないよう、古着リサイクルステーションの探し方や利用時の注意点を事前に把握しましょう。

 

自治体や店舗回収ボックスを利用

古着のリサイクルステーションには自治体が接地する物や民間企業、古着回収業者のサービスなどがあります。どの方法を利用するかは自身のライフスタイルによって変わるので、自分が使いやすいと思うリサイクルステーションを利用しましょう。

 

例えば、自治体のリサイクルステーションは信頼性が高い特徴がありますが、商業施設の回収ボックスは買い物ついでに利用できる利便性があります。

 

どのリサイクルステーションを利用しても、環境に優しく、社会貢献にもつながります。近くの利用しやすい回収ボックスを探してみましょう。

 

受け入れ対象とNGを事前に把握する

古着のリサイクルステーションはどんな古着も回収できるわけではなく、取り扱わない衣類もあるため事前に確認が必要です。

 

・汚れや痛みがひどい衣類

・下着や肌着類

・寝具などの大型布製品

・革製品や特殊素材

・帽子やバックなどの小物類

 

古着リサイクルステーションを利用する前に「まだ着られるか?」を1つの基準にして、汚れの有無を確認しましょう。衛生面も配慮すると、肌に直接触れる衣類は取り扱いできないので注意が必要です。

 

回収日時とルールを確認

古着のリサイクルステーションはいつ回収を行っているのか疑問に思う人も少なくないでしょう。「せっかく持ち込んだのに回収してもらえなかった」という失敗がないように事前に確認しましょう。

 

自治体で設置しているものは、回収の日時に細かい指定があるので注意が必要です。商業施設やアパレルブランドの回収を選択する時も営業時間内なら取り扱い可能ですが、「現在回収を行っているか?」を確認してから利用しましょう。

 

回収後の利用先は?古着リサイクルステーション持ち込み後の流れ

古着はリサイクルステーションで回収後、どのように再利用されるのかを理解されてない方もいるでしょう。

 

古着を再利用する考えは環境問題を解決するために重要な選択ですが、衣類がどのように社会貢献するのか知る必要があります

 

古着のリサイクルについて深堀しましょう。

 

海外古着市場へ輸出

古着リサイクルステーションで回収された古着で「まだ着用できるもの」に関しては、アジアやアフリカの発展途上国に輸出されるケースが多いです。

 

日本は古着輸出大国の一つで、Tシャツやジーンズ、子供服などは一定の人気があります。「状態が良いが国内では需要がない服」は海外に送られて、販売される流れになります。

 

工業用ウエスやリサイクル繊維への加工

古着はリサイクルステーションで回収後、さまざまな「モノ」に生まれ変わります。不要な古着は形を変えてさまざまな場所で役に立ちます。

 

・ウエス(工業用雑巾)

・断熱材や防音材(自動車の内装や建築用)

・再生繊維(服が科学分解されて服に生まれ変わる)

・固形燃料

 

近年は「服から服へ」の完全循環リサイクルも注目されており、世界中で環境問題への意識が高まっています

 

国内での再販売や寄付

不要になった古着の一部は、国内で再販売されたり、必要とされる場所に寄付されています

 

例えば「リサイクルショップ」や「フリーマーケット」、「古着屋」などの古着市場に流れて販売されたり、福祉団体を通じて生活困窮者や子育て世代に提供されたり、被災地支援で配布されるケースもあります。

 

私たちが不要と感じた衣類も、破棄せずにリサイクルステーションに持ち込むと必要とされている人の元に届けられるでしょう。

 

まとめ|古着リサイクルステーションを利用し環境問題に関わる

不要になった衣類は破棄せずに、古着リサイクルステーションを利用すると環境への負担が少ない選択ができます。衣類を生産、破棄する時は環境に大きな負荷がかかる点が問題視されており、リサイクルが重要になっています。

 

古着リサイクルステーションで回収できる衣類にはルールがあるので事前に確認することが大切です。設置元によって回収できる衣類の種類も変わるので、自分が利用する場所の特徴を事前に把握しましょう。

 

昨今はサステナブルの意識が重要視されているため、不要な衣類があればリサイクルステーションを利用し、環境と社会に貢献する行動を習慣にしましょう。

代表取締役 末継 佳大

監修者

株式会社NIPPON47

前職はプロカメラマンとして10年ほど勤務。その後、カメラマンとして独立。タイへの出張時に現タイ法人の代表である日本人と知り合い2019年に同社を創業。当時はタイSAGAWAの代理店として様々な荷物を扱うが、コロナ禍に古着の輸送に特化したサービスを展開し今に至る。現在は、タイ・パキスタン・ドバイの各法人/オフィスと連携を取り合い、日本に拠点をおきながら古着仕入れ・輸出入のサポートを行う。

物流や古着仕入れに悩む
皆様の声に対応します!

私たちNIPPON47は日本・タイ・パキスタン・ドバイに拠点を構え、古着仕入れのサポート、ベール仕入れ、輸出入に関わる業務をサポートしています。

国内から輸出に関してもご相談ください。皆様の物流にまつわるビジネスをサポートします。

お問い合わせ

お問い合わせフォームから、
お名前・ご希望のサービスを選択し、
ご連絡ください。

お問い合わせ
LINE

仕入れ、物流のお困りごとは
公式LINEからもお問い合わせいただけます。

公式LINE
最新情報

古着ベールに関する最新情報をお届けする公式アカウントです。

古着ベール最新情報