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クーリエとは何か?2025年版初心者も安心の国際宅配便完全ガイド

クーリエとは、民間の国際宅配便です。集荷から配達までを一社でまとめて担当し、通関も業者が引き受けます。そのため、速さは魅力ですが、料金や重量制限、EMSやフォワーダーといった他の配送方法との使い分けで迷うことも多くなりがちです。

 

この記事では、クーリエの基本とEMS・フォワーダーとの違いを整理し、代表的な3社の特徴や初回の流れも解説します。さらに梱包や禁制品、保険、繁忙期の追加料金や燃油サーチャージ、請求書払いの可否、追跡の見やすさまでカバー。

 

今日から納期とコストを両立させた運用を始めましょう

 

クーリエとは?国際宅配便の基本と仕組みをやさしく解説

クーリエとは、民間の国際宅配便です。集荷から配達まで任せられ、通関も業者が対応し、ドアツードアで到着が早く、小口や緊急便に強みがあります

ここでは、初めてでも安心して利用できるよう、クーリエの仕組みや料金、他の配送方法との違いなどについて解説します。

 

参考:受発注ライフ「【国際宅急便】クーリエとは? 物流における重要性や意味、EMSとの違いも」

 

玄関から届くドアツードア

 

クーリエは集荷から配達までを一社が担う仕組みです。荷物は空港ハブへ運ばれ、税関後は現地ネットワークで玄関まで届きます。配達時刻を保証するサービスや詳細追跡が利用でき、到着時刻を逆算しやすい点が強みです。

 

見積りや支払い、追加サービスはオンラインで完結。再配達や受取日の変更も即時依頼でき、通知で進捗も確認できます。

 

通関手続きは業者が代行

 

国際郵便と異なり、クーリエでは通関を自社や通関業者が代行します。申告や関税の立替、配達まで任せられるため受取側の負担を抑えられるのが特徴です。輸送形態によって必要書類は変わるため注意が必要ですが、インボイスを事前アップロードすれば処理は早まります。

 

関税支払いは元払い・受取人払い・カード払いを選べる国も多く、会計の見通しも立てやすいです。DDP/DAPも早めに決め、請求相手を明確にしましょう。

 

代表3社の特徴と強み

 

DHL:通関ノウハウと広いエクスプレス網が強み

FedEx:International FirstやNext Flightなど速度階層が豊富

UPS:通関ガイドと書類支援に優れ、初めてでも安心して利用可能

 

クーリエは発着地やサービス内容で所要時間が変動します対象国の時刻保証や必要書類を照合して選べば安全です。営業所アクセスや当日集荷の締切も比較すれば取りこぼしを防げるでしょう。

 

クーリエは何が違うのか?EMSや他手段の賢い選び方

クーリエは最短到着を狙う手段として活用できます。費用重視はEMS、柔軟性はフォワーダーで、到着日・料金・通関体制の3つの軸で比較すれば、自分に合った最適な選択が見えてきます。返品や禁制品、受取体制も確認しておけば迷いません。

 

参考:atone「クーリエ(国際宅配便)とは?EMSとの違いや活用の流れを紹介」

 

最速重視はクーリエ

 

納期を最優先するならクーリエが有力です。FedExはNext Flightで最短24時間、International First/Priorityで1〜3営業日、DHLも時刻保証に対応し、納期計画に使えます。ただし郵便番号や対象エリアで可否が変わる点に注意です。

 

配達可能時間帯や到着保証条件は事前に確認しましょう。検査停留や機体遅延のリスクもあるため、予備日を確保すると安心です。

 

費用重視はEMS

 

コストを抑えるならEMSが有効です。国別の料金と配達目安は公開されており、追跡機能も標準装備。小型・軽量な荷物ほど費用対効果が高まります。

 

料金表と日数表で総額を比較しましょう。クーリエとは異なり、受付状況や重量上限は国や地域で違います。取扱国一覧を確認することも大切です。

 

補償上限や追加保険の条件を確認すると安心です。書留の閾値や返送費用の負担先まで決めておけば余計なコストを避けられます。

 

参考:日本郵便「EMS取り扱い国・地域 – 日本郵便」

 

柔軟対応はフォワーダー

 

危険物や温度管理が必要な品目、大型混載や複雑な輸送にはフォワーダーが適しています。航空・海上・陸送を組み合わせ、最適ルートと通関を設計できるでしょう。

 

チャーターや倉庫連携まで含め一貫手配できる点も特徴です。見積りは輸入側の通関費や据置料まで含め、追加費用を防ぎましょう。条件提示には荷姿写真や危険物判定書、温度記録を添えると精度が上がります。

 

参考:Shippio「クーリエとフォワーダーの違いとは|定義・使い分けやメリット・デメリットについて解説」

 

 

クーリエの利便性とは?実務目線でのメリットと注意点

クーリエの強みは短納期・追跡のしやすさ・書類の簡素化です。ただし重量や危険品の制限、繁忙期の追加費、燃油サーチャージには注意が必要になります。定期出荷なら契約割引の余地があり、総コストを抑えられる可能性があり、梱包と保険を設計すれば、補償や対応の手間を減らせるでしょう。

 

短い納期と追跡の安心

 

クーリエは自社ネットワークとトラッキングで進捗を画面確認できます。配達予定や通関状態を把握でき、顧客への連絡計画に役立つでしょう。

 

時刻保証なら時間帯指定も現実的になり、初期ロット出荷の安心感が違います。履歴は番号で随時参照可能です。例外発生も早期に把握でき、到着予定の自動通知を共有すれば問い合わせも減らせるでしょう。

 

重量と品目の制限に注意

 

代表的な制限品目には危険物やリチウム電池、酒類などがあり、制限が多く、発送前の確認が必須になります。各社の最新ガイドに沿って準備すればスムーズです。国別で禁止品の差も大きいため、目的地の条件を確認しましょう。

 

バッテリー内蔵品は残量(SoC)表記に注意が必要です。香水やスプレー缶は航空不可の国もあり、陸送や海上便への切替も検討してください。

 

料金の目安と安く使うコツ

 

運賃は実重量と容積重量の大きい方が適用され、各種サーチャージも加わります。契約割引や定期出荷を使えばコストを抑えられるでしょう。体積係数は「長さ×幅×高さ÷5000」が目安です。

 

最新ガイドや計算ツールで総額を比較し、レート交渉を習慣にしましょう。集荷頻度や重量帯を揃えるだけでも改善につながります。

 

クーリエの使い方|初回発送の手順を迷わず進める

クーリエは手順を型にすれば失敗が減る発送方法です。内容物と評価額を確認し、インボイスなどの書類を整備し、オンラインで集荷とサービスを選び、追跡で到着まで管理できます。初回は住所表記や税番を点検しておけば差し戻しを防げるでしょう。

 

内容物と条件を確認

 

HSコード・評価額・禁制品該当の有無を確認することが重要です。国際郵便とクーリエでは通関の扱いが異なります。どの経路で申告されるか把握しておくと安心できるでしょう。

 

事前電子データ(EAD)の送信や受取国の規制もチェックも必要です。迷う場合は税関の案内に沿って要件を一つずつ満たすのが安全でしょう。品名は一般名称を基本に、用途や素材を添えると審査が速まります。

 

必要書類を用意

 

コマーシャルインボイス、パッキングリスト、原産地情報などを整えます。各社オンラインでラベル発行とデータ送信を済ませれば、通関はスムーズです。書類は英語で品目・数量・価格を明記し、事前アップロードします。

 

税番やEORIなど識別番号が必要な地域は早めに取得しておくと安心です。返品用RMAや返品住所を用意すれば逆流対応も簡単でしょう。

 

集荷から配達までの流れ

 

流れは5段階です。

 

1.オンラインで集荷とサービスを選択

2.ハブ輸送

3.税関手続き

4.最終配送

5.配達

 

所要時間は路線やサービスで変動します。時刻保証や土曜配達の可否は国や郵便番号で異なるため、案内を参考に逆算して納期を設定しましょう。遅延時はSLAや免責条件を確認しておくと安心です。

 

顧客説明用のテンプレを準備しておけば対応も容易になります。

 

参考:atone「クーリエ(国際宅配便)とは?EMSとの違いや活用の流れを紹介」

 

まとめ|クーリエは国際宅配便!要点を押さえて賢く利用しよう

 

クーリエとは、集荷から配達まで一貫対応し、通関も業者が代行する国際宅配便です。強みは速さと追跡のわかりやすさで、費用を抑えるならEMS、条件が複雑ならフォワーダーを選びましょう。

 

発送前に禁制品やHSコードを確認し、書類は事前にアップロードし、料金は重量か容積重量にサーチャージを加え、総額比較で決めます。

 

主要3社を同条件で見積り、納期と総額を比較すれば初回のトラブルは防げます。また、気になる方は無料見積もりも活用して比較検討しましょう。

代表取締役 末継 佳大

監修者

株式会社NIPPON47

前職はプロカメラマンとして10年ほど勤務。その後、カメラマンとして独立。タイへの出張時に現タイ法人の代表である日本人と知り合い2019年に同社を創業。当時はタイSAGAWAの代理店として様々な荷物を扱うが、コロナ禍に古着の輸送に特化したサービスを展開し今に至る。現在は、タイ・パキスタン・ドバイの各法人/オフィスと連携を取り合い、日本に拠点をおきながら古着仕入れ・輸出入のサポートを行う。

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