LINEで
お問い合わせ
   
  • TOP
  • 輸送について
  • 航空便輸送について
  • 海上便輸送に着いて
  • 仕入について
  • 古着仕入について
  • 仕入れ代行について
  • 衣類と未来
  • 会社案内
  • 会社概要
  • 私たちの取り組みについて
  • 累積実績
  • ブログ
  • FAQ
  • お問い合わせ
  • BLOG

    ブログ

    お役立ち情報

    クーリエの簡易通関ってどんなメリットがあるの?一般通関やEMSとの違いも解説

    クーリエとは航空便で海外へ荷物を配送する民間のサービスです。

    最大のメリットは、簡易通関なので比較的早く届けることができることです。でも、すべての貨物が簡易通関で国境を越えられるとは限りません。そこで今回は、クーリエで簡易通関の対象となる貨物の種類や、一般通関との違いをご紹介したいと思います。

     

    また、同じような国際配送サービスのひとつにEMSがありますが、クーリエとは少し異なります。サービスや配送業者を賢く選べば、輸送コストの削減になりますし、配送日数の無駄もなくせます。 

     

    クーリエの簡易通関とは?対象になる貨物の種類についても

    スピーディーに配送できるクーリエの簡易通関ですが、対象になる貨物には条件があります。また、一般通関との違いや、簡易通関の申告方法についても押さえておきましょう。

     

    クーリエの簡易通関と一般通関の違いとは?

     

    クーリエを利用する場合には、貨物は国際宅急便として輸入することになります。クーリエ業者に在籍している通関士が輸入の申告と納税を代行します。輸入許可をえたのち、貨物を指定の場所まで配送します。

     

    いっぽう、一般貨物として輸入するさいには一般通関が必要になります。まず輸入通関手続きに必要な書類を揃えます。貨物が日本に到着したら、通関業者に手続きを依頼するか、自分で税関に出向いて輸入申告と通関手続きをします。通関業者に依頼する場合には、通関手数料や国内配送料などがかかってきます。

     

    クーリエで簡易通関の対象になる貨物

     

    クーリエでは配送できる貨物に制限があります。基本的に食品は送ることはできません。また、動物や植物など、特別な検疫が必要なものも取り扱っていません。その他、法律や条約などで輸入が禁止されているものや、制限があるものも知っておく必要があります。クーリエを利用するさいは、各業者のHPで送れる貨物がどうかいちど確認しておきましょう。

     

    クーリエを利用したさいの輸送の流れ

     

    クーリエを利用するさいの流れは次の通りです。集荷してもらったあとは通関の手続きは不要なので、貨物の到着を待つだけです。

     

    ・貨物の内容を確認

     

    ・運送状とインボイス(3部)の作成:最近では各クーリエ業者のHPから簡単にWeb入力できることが多いです。

     

    ・集荷の依頼:希望日時のほかに、貨物のサイズ・重量や個数なども伝えましょう。

     

    【参考:税関「輸出入禁止・規制品目」

    クーリエの簡易通関ってEMSでも同じようにできるの?

    国際配送サービスには、クーリエのほかにEMSがあります。でも、EMSの貨物には通関が必要ないことがほとんどです。

     

    EMSってどんなサービス?

     

    EMSとは、万国郵便連盟に加盟している世界各国の公的配送サービスのことです。日本では郵便局がおこなっているサービスで、国際郵便として取り扱われるのが特徴です。そのため、クーリエの貨物は輸出品として輸入申告の必要がありますが、EMSは基本的に申告はいりません。

     

    ただし、日本では20万円を超える高額なものに関しては通関が必要とみなされることもあります。そのさいは、郵便交換局で税関検査をうけなければいけません。また、貨物の重量は30キロまでと制限があります。

     

    送料や関税の支払い方法の違い

     

    EMSでは、送料は発送者が支払うことに決まっています。また、関税が発生した場合には、配送先の受取人が支払います。いっぽうクーリエでは、送料と関税はどちらが支払うか選ぶことができます。

     

    クーリエの簡易通関はどこも同じ!?代表的なクーリエ業者の特徴

    ここでは、代表的なクーリエ業者のサービス内容や特徴を見ていきましょう。業者によって強みが異なりますから、自分にあったサービスを選ぶことが重要です。

     

    DHLは他社と比較すると安くおさまる

     

    DHLはドイツを拠点とする業者で、220以上の国・地域にネットワークをもっています。EMSでは配送できないエリアでも対応できることも多いです。追加料金を支払えば、細かく時間指定ができます。また、集荷作業や通関、航空機の手配など自社ですべておこなっているため、配送日数がとても早いです。

     

    FedEXは配送プランがとにかく充実

     

    FedEXはアメリカに本社をもつ業者で、配送ネットワークはDHLとほぼ同じく充実しています。配送プランは「プライオリティーサービス」と「エコノミーサービス」があり、さらに配送日数によって明確に料金体制が決まっています。エコノミーサービスはコストを抑えられるものの、EMSとほぼ同じくらいの配送日数で、決して遅くはありません。

     

    UPSはリアルタイムな追跡も可能

     

    UPSもアメリカに拠点をもち、対応エリアも上記2社と同じくらいです。DHLやFedEXよりも割高になりますが、さまざまな通知オプションがあることや、追跡が細かくできることがメリットです。また、早い時間帯の指定にも対応しています。

    クーリエとフォワーダーの違いって?貨物によって賢く使い分けるための基本知識

    クーリエで簡易通関をするメリットのまとめ

     

    クーリエは、民間業者がおこなっている国際配送サービスです。クーリエは簡易通関をおこなっているので、輸入者が自分で通関をする必要がないことが大きなメリットです。また、EMSは、日本でいう郵便局のような公的な配送業者がおこなっているサービスです。輸出品ではなく、国際郵便として扱われるので、基本的に通関は必要ありません。

     

    クーリエの代表的な業者にはDHLやFedEX、UPSなどがあります。それぞれ対応できるエリアや配送日数・料金が異なるので、HPなどであらかじめ調べておきましょう。