パキスタンで古着を買い付ける3つのメリットとは?おすすめの方法も
近年、古着の仕入れ先としてパキスタンが注目されています。2016年にはタイやマレーシアを大きくしのいで、約84万トンの古着を輸入しています。古着の輸入量世界No.1であるパキスタンで、ぜひとも古着を仕入れたいと思いませんか。たくさんのメリットがありますよ。
でも、じっさいにパキスタンの古着を買い付ける方法を検索しても、なかなかヒットしないのではないでしょうか。そこで今回は、パキスタンで古着を買い付ける際の注意点や難しさと、効率的に仕入れができるおすすめの方法をご紹介したいと思います。
目次
パキスタンで古着を買い付ける3つのメリットってなに?
パキスタンで古着を買い付けると次のようなメリットがあります。古着販売で利益を上げるために、はずせないポイントです。
品揃えや種類が豊富
パキスタンに世界中の古着が集まってくる理由は、首都カラチに無税ゾーンである「輸出加工地区(KEPZ)」があるからです。ここに古着倉庫が並んでいます。欧米や日本、中国を中心に古着が輸出され、人件費が安いパキスタンは仕分けをしているのです。古着の量もさることながら、品揃えや種類の豊富さも魅力です。
古着の源流なので安く手に入る
仕分けされた古着は、状態のよいものはアフリカへ、それ以外は近隣の国へ輸出されます。パキスタン国内に持ち込むにも税金が発生します。KEPZにある古着は、市場に並ぶ前のものなので、安く仕入れることができるからです。価格的なメリットも大きいです。
パキスタン原産の古着は無税
さらに、パキスタン産の古着を輸入するさいに、特恵関税が適用されれば無税になります。通常、他の国から輸入した場合、古着に適用される関税率は5.8%なので、無税になった場合売上げに大きな影響をあたえます。また、無税が適用されるには「原産地証明書」が必要になります。
【参考:HUNADE「パキスタンから古着の輸入」】
パキスタンで古着を買い付けるさいの注意点や難しさは?
パキスタンで古着を買い付けするメリットは大きいですが、残念ながら簡単にできるものではありません。注意点や難しさを知っておきましょう。
現地の情報がなかなか得られない
パキスタンで古着を仕入れるには、仕入れ倉庫の場所や仕入れ方などの情報が必要です。でも、ネットで検索しても、なかなか情報は出てきません。また、上記のKEPZにある古着倉庫には誰でも入れるわけではなく、直接サプライヤーとの交渉も必要になります。
現地人とのコミュニケーションが難しい
現地のサプライヤーとの交渉には言葉の壁があります。パキスタンの国語はウルドゥー語で、公用語は英語です。でも、他民族からなるため、じっさいに話されている言語は72にも及ぶといいます。現地でのコミュニケーションの難しさが分かります。
日本への配送ルートや方法が分からない
また、たとえ古着の買い付けができたとしても、どのように日本まで運ぶのか考えておかなくてはいけません。現地の輸送業者と配送のルート、輸送費、輸送日数など、調べておくべき項目は多いです。また、関税についての知識も必要です。
NIPPON47にお気軽にお問い合わせください
【NIPPON47 PAKISTAN】現地仕入れから日本配送までワンストップサービス
NIPPON47は、2021年9月パキスタンに現地法人を設立いたしました。現地の古着市場調査やサプライヤーとの交渉もお任せください。
カラチ輸出加工地区(KEPZ)で古着仕入れ
NIPPON47 PAKISTANオフィスは、「カラチ輸出加工地区(KEPZ)」近隣のオフィス街にあります。世界中の古着が集まる倉庫で古着の仕入れをおこなうことができるようになりました。サプライヤーから直接仕入れているため、品揃えの豊富さと価格の安さを実現しています。
日本までドア・ツー・ドアでの配送
KEPZで仕入れた古着は、日本のご指定場所までドア・ツー・ドアでお届けいたします。輸送手段には航空便と海上便がご利用いただけます。輸送貨物にあわせて最適な方法をご提案いたします。そのさい、面倒なインボイスの作成もお任せいただけます。
NIPPON47 THAILANDでの付帯サービス
KEPZで仕入れた古着はいったんNIPPON47のタイオフィスに届けられます。ここでは、古着の仕分けや検品、必要があれば洗濯などの付帯サービスもご利用いただけます。輸送コストの削減になる再ベール化をして発送いたします。
パキスタンで古着の買い付けまとめ
パキスタンで古着を買い付けするメリットは、「品揃えや種類が豊富」「仕入れ価格が安い」「特恵関税の適用で無税になる」ことです。古着販売で利益を上げるには、商品数が多いことはもちろん、仕入れにかかるコストを抑えることがポイントになります。
でも、パキスタンで古着を買い付けたくても、一般の人ではなかなか難しいのが事実です。現地の市場調査から仕入れ、日本までの輸送サービスを一貫して提供しているNIPPON47にぜひご相談くださいませ。