LINEで
お問い合わせ
   
  • TOP
  • 輸送について
  • 航空便輸送について
  • 海上便輸送に着いて
  • 仕入について
  • 古着仕入について
  • 仕入れ代行について
  • 衣類と未来
  • 会社案内
  • 会社概要
  • 私たちの取り組みについて
  • 累積実績
  • ブログ
  • FAQ
  • お問い合わせ
  • BLOG

    ブログ

    お役立ち情報

    古着の輸入ビジネスをするなら知っておきたい関税の基礎知識とベール輸送について

    古着を輸入し販売するには関税がかかるよね。関税を安くおさえるための方法ってないのかな?

    物販ビジネスでは、総売り上げからコストを引いたものが利益になります。このコストには、おもに仕入れ原価や送料などが含まれますよね。しかし、海外から輸入した商品を売る場合には、このコストはさらに大きくなります。

    そのなかでも関税と輸送にかかる送料がポイントになります。

    近年では古着の輸入ビジネスが注目されていますが、関税面でのメリットが大きいからです。しっかり利益をあげるためには関税の知識を身に着けておきましょう。また、古着の仕入れ方や梱包の仕方によって関税だけでなく、送料を安く抑えることができるんですよ。

    古着を輸入するさいにかかる関税って?関税額の計算の仕方も

    輸入品は各国共通の番号(HSコード)で分類されており、それぞれさらに細かく関税率が決まっています。古着にはいったいどのくらいの関税がかかるのでしょうか。関税額の計算方法についてもご紹介します。

     

    古着は「中古衣類」として関税がかかる

    衣類を輸入する場合、新品か中古かHSコードという番号で分類されています。

    新品であれば、素材や織り方、編み方、刺繍の有無、男性用か女性用かなどによって、さらに細かく税率が決められています。その税率は一般的に5.3%~12.8%です。いっぽう、中古衣類に分類(HSコード : 6309.00)される場合には、税率は5.8%になります。

     

    古着輸入の税率を下げる方法はあるの?

    基本的には中古衣類にかかる税率は3.7%~10,9%と幅があります(タイからは5.8%)。商品の生産国あるいは貿易相手国との間に、税率がゼロまたは減税をする経済連携協定を結んでいるケースがあるからです。とはいえ、現実的に古着は原産地が不明の場合がほとんどなので、実際にはEPAが適応されないのが通例です。

    輸送コストと関税額は関係が深い!?

    また、通関でじっさいに支払うべき関税額は以下のように計算します。

    関税額=課税対象価格 × 関税率

    この「課税対象価格」とは、商品代金 + 送料(運賃)+ 保険料で、「CIF価格」と呼ばれるものです。つまり、関税のコストを削減するためには輸送にかかる送料を抑えることも大切だと分かりますね。

    古着をベール化して輸入する3つのメリットとは?

    古着を輸入するさいに輸送費を抑えるにはどうしたらよいのでしょうか。一度に大量の古着を、圧縮してコンパクトに輸送できるベール輸入がおすすめですよ。また、関税面でもベール輸入するメリットがあります。

    一度に大量の古着を輸入できるので輸送コストを抑えることができる

    古着のベールとは、たくさんの古着をひとまとめにしたものです。

    ひとつのベールには、約200枚~300枚もの古着が入っているため、一度に大量の商品を輸入できます。ベール輸送をすると容積を約30%も減らすことができるので、輸送コストのカットが望めます。

    ただし、ベール単位で仕入れるさいは中身をよく確認できないといったデメリットもあります。信頼できる古着倉庫との取引をおこなうことを心がけてください。

    「中古衣類」として認められやすい

    新品の衣類を輸入するさい、素材や用途によって約10%の関税率がかかります。しかし、「中古衣類」と分類されれば関税率を抑えることができましたよね。

    古着のベールは「中古衣類」の定義を満たしやすいのです。また、中古の履物や帽子も中古衣類に分類されます。(ただし、履物は革の場合、中古衣類としては申告できません)

    ただし、製品のどこかに革が使用されているものは中古衣類と認められませんので注意しましょう。輸入したいものがどのような分類になるか確認したい場合は、以下を参考にしてくださいね。

    ①事前教示制度を利用して、直接税関に問い合わせる

    ②実行関税率表やWEBタリフを利用する

    通関に必要な補足資料が少なくて済む

    衣類の輸入にはその商品を説明する資料を提出しなければいけません。1点1点すべての商品を撮影した写真と素材を記したものが必要です。とくに写真撮影には時間も手間もかかりますよね。

    古着をベール化したものであればこれらの補足資料が必要ありません。

    揃えるべき書類や資料が少ないので通関手続きもスムーズにおこなえます。

    NIPPON47ではバラものの古着もベール化して発送いたします

    NIPPON47では、タイを拠点に日本への古着の輸入をサポートしております。貨物にあわせて日タイ間の輸送ネットワークをアレンジいたします。

    ベールの中から商品にならない古着を処分

    古着の仕入れはベール仕入れがおすすめですが、なかには不要な衣類が入っていることもあります。弊社では、1点ずつ検品して商品にならないものは取り除き、処分あるいは買取をおこなっております。

    洗濯やアイロンがけなどの付帯サービスも充実

    日本へ配送後すぐに販売していただけるような付帯サービスもご用意しております。洗濯やアイロンがけ、採寸、写真撮影などご要望をお聞かせくださいませ。

    ベール化し輸送費や関税を安く抑える

    お客様ご指定のブランド物古着のピックアップ仕入れもぜひお申し付けください。仕入れおよび検品後は、自社のベール作製機でベール化しております。輸送コストの削減や関税を節税することができます。

    まとめ

    輸入ビジネスで利益をあげるためには、関税や輸送費といったコストを抑えることが肝心です。

    衣類のなかでも、とくに古着を輸入するさいはコストを削減できるポイントがいくつかありましたね。

    関税面では、まず「中古衣類」として輸入すること。定義を満たせば関税率は5.8%となります。また、相手国がEPA締結国であれば、免税や減税の対象となることもあります。輸送費の面では、古着はベール輸送することでした。箱づめではなく圧縮してベールにすると容積が減らせるので輸送コストをカットできますよ。