古着を大量に仕入れるのは危険!? デメリットから導ける成功のポイント

  

 

近年、副業だけでなく一つの本業として成り立っている古着の転売。ファッションに興味がある人は、自分の好きな洋服を売るだけでお金になるのであれば、一度挑戦してみたくなるでしょう。

 

しかし、古着転売は、利益を上げやすいメリットがありますが、保管場所に気をつけなければならないなどデメリットもあります。

 

そのため基本的な商品知識がないと失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

今回は、古着を大量に仕入れて利益を上げるポイントや古着転売の注意点についてご紹介します。

 

古着を大量に仕入れるとどんなメリットがある? 本業にする人も   

古着の転売を副業にしている人は多いですが、最近では本業にする人も少なくありません。実は、古着転売はやり方によっては本業を超える利益をあげることも可能なのです。古着転売のメリットについて見ていきましょう。

 

利益を上げやすい  

 

古着の転売は、家電や書籍の転売と比べると利益率は高いです。 

 

家電や書籍は、一度使っただけでも大幅に価値が下がってしまいますが、古着であれば、特にヴィンテージ物は品物によっては高く売れることが多いです。

 

また、古着の場合は、大量に仕入れることで1着あたりのコストを下げることが可能です。

 

例えば、古着100着を圧縮されたベールで仕入れるとしましょう。

 

ベールで仕入れることで同じ100着を商品ごとに選んで購入するよりも、輸送費や探す時間などを圧倒的に少なくすることができます。

 

そのため、大量に仕入れるほど古着転売の利益を上げやすくなっているのです。

 

豊富な仕入れ先  

 

古着を大量に仕入れたい場合、仕入れ先を選ぶ必要がありますが、仕入先がなくて困ることはほとんど無いと言って良いでしょう。

 

なぜなら、古着を売っているお店は、実店舗やリサイクルショップ、ネットショップなど今では世界各国に存在しているからです。

 

また、大量に仕入れるのであれば卸業者からも手に入れることができるため、さまざまな商品を自分のビジネスに合う形で仕入れられます。

 

また、仕入先が多いと、新たな流行が誕生した場合でも柔軟に対応することができるでしょう。

 

自分のペースで作業できる　

 

古着を大量に仕入れて販売する仕事は、締め切りや期限がないので、他の事務系の仕事と比べて自分の好きな時間に作業できます。

 

これが既に本業を持っている人でも始めやすいポイントです。本業を終えてから帰宅して、夜にサクッと作業したり、休日にまとめて作業するのも良いでしょう。

 

慣れれば30分程度の空き時間で写真撮影から出品作業まで進めることも可能です。

 

古着の大量仕入れにはデメリットも…ある程度の商品知識が必要   

古着は大量に仕入れれば、在庫も大量になります。そのため、適切な在庫管理が必要だったり出品作業に時間を取られるなどのデメリットもあるので見ていきましょう。

 

適切に保管しなければならない  

 

古着を大量に仕入れて転売するさいに、作業を効率的に行うためにも仕入れた商品を保管したり、出品作業をする場所が必要です。

 

大量に仕入れ販売を行いたい場合は、少なくとも4畳〜6畳のスペースが必要になるので、レンタル倉庫を借りている人もいるほどです。

 

また、衣類はホコリや臭いがつきやすいので、保管する場所が適切でないと購入者に不快な印象を与えたりクレームにつながってしまうこともあります。

 

商品として古着を扱うスペースは適切な保管方法を確率しておきましょう。

 

出品作業に時間がかかる  

 

古着を大量に仕入れることのデメリットに、商品の検品や出品作業に多くの時間と労力を必要としている点があります。

 

古着の状態は、商品ごとに異なりますが、傷や汚れなどを詳細に記載しないとクレームにつながる可能性があり、注意深い作業が必要です。

 

また、管理する場合も新品であればバーコードが付いているので簡単ですが、古着はバーコードがついていないので在庫管理が複雑です。

 

在庫管理をシステム化したり、リスト化するスキルは必須条件と言えるでしょう。

 

商品を売れやすくするための知識が必要  

 

古着を仕入れて販売するのには、商品に関する知識や販売の知識がある程度は必要になります。

 

フリマアプリで出品するさいには、お客さんにとって探しやすくなる特定のキーワードを入れないと見つけてもらえなくなることもあります。

 

また、古着転売をするうえで、商品の魅力を伝えるためにも写真撮影が必要になりますが、1枚ずつキレイに撮らないと、お客さんの心を掴むことができません。

 

そして商品が売れれば梱包・発送も行わなければならないので、古着を大量に仕入れて販売するのには相当の手間がかかってきます。

 

古着は大量に仕入れて転売しよう! 稼ぐための3つのポイント  

古着と言っても商品なので、商品のメンテナンスや撮影を丁寧に行うことで、利益につなげやすくなります。高評価につながるような行動をして他店に差をつけましょう!

 

定期的に商品をメンテナンスする　

　　　　

古着ショップや卸業者から仕入れた古着は、独特の臭いがしたり埃臭い場合もあるので、出品する前に一度洗濯するのが基本です。

 

そのため、自宅で長期間保存している洋服に関しても、定期的に傷や汚れを確認したり、洗濯しておくとシワや傷みの予防になり、古着を大量に仕入れて販売するさいに売れやすくできるでしょう。

 

写真はキレイに撮る  

 

フリマアプリでは、同じ商品でも売れている商品といつまでたっても売れない商品がありますが、その理由として「写真がキレイに撮れていない」ことがあります。

 

古着は、「古い、汚い」というイメージを持たれやすいので、そのイメージを払拭して清潔感やオシャレ感をアピールすることが、古着を大量に仕入れて売れやすくするのに重要です。

 

まず、オシャレ感を出すためには、針金ハンガーのような安っぽいハンガーでなく、木製や金属製の高級感のあるハンガーにかけて撮影するのがおすすめです。

 

そして、背景についても白のみでは物足りないと感じたら、100均などでも手に入るレンガや大理石などを模した壁紙を使ってみると高級感や雰囲気を作り出せるでしょう。

 

高評価につながるような対応をする 

 

古着を大量に仕入れてフリマアプリやネットショッピングで販売するなら、高評価になるように行動することでリピーターがつきやすくなり、利益につながります。

 

例えば、梱包に使う袋や袋を閉じるシールに可愛い物を使用するなど、1点1点丁寧に梱包すると高評価がつきやすいです。

 

また、お客さんからの問い合わせやコメントにはできるだけ早く、かつ丁寧に返信することで好感度アップできるでしょう。

 

まとめ:古着を大量に仕入れる時の注意点

 

古着を大量に仕入れて販売すると得られるメリットやデメリットについてご紹介しました。

 

古着は大量に仕入れることで利益につなげやすくなりますが、商品の管理が大変になるなどデメリットも存在します。

 

しかし、デメリットがあることを知っていればあらかじめ対策しておくこともできます。

 

商品が売れないときは、写真や商品説明をお客さん目線で一度見直して、再度掲載することで売上や販売のスキルアップにつなげることができるでしょう。