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アメリカの古着屋おすすめ都市ガイド|本場で巡るヴィンテージファッションの魅力

アメリカの古着屋は、世界中のファッション好きが憧れる古着文化の本場です。ストリートで見かけるアイテムそれぞれに、時代やカルチャーが刻まれています。

 

都市やエリアによって全く異なる魅力を持っており、ニューヨークやロサンゼルス、ポートランドやシカゴなどのローカル都市にも、感度の高いスリフトショップが点在しているのです。

 

この記事では、アメリカの古着屋のおすすめ都市ガイドを紹介します。日本との違いや古着屋巡りのコツ、本場のヴィンテージ文化を体感しながら、特別な1着を見つける旅に出かけましょう。

 

アメリカの古着屋文化とは?日本との違いと人気の理由

アメリカの古着屋文化は、ファッションの一部としてではなく歴史やライフスタイル、価値観が深く根付いたカルチャーです。

 

ここからは、アメリカの古着屋文化の背景や日本との違いを解説します。

 

本場の古着の知識を深めれば古着に込められた背景や価値が見えるようになり、あなたらしい一着を見つけやすくなるでしょう。

 

アメリカの古着屋文化の歴史と背景

 

アメリカの古着屋文化は、19世紀後半のリユース文化に始まります。都市化と衣類の大量生産が進む中、教会などが不要な服を集めて再利用の仕組みを作り、1900年初頭にはGood willなどのスリフトショップが誕生したのです。

 

1960〜70年代にはヒッピーなどが台頭し、古着が「個性と反骨精神の象徴」として若者に広まりました

 

現代ではサスティナブルやビンテージブームにつながり、時代を超えて再評価されているのです。

 

アメリカ古着の代表的ブランドと特徴

 

アメリカ古着の魅力の一つに、ワークウェアやミリタリーウェアなどがあります。

 

・Levi’s

デニム文化の原点で、年代によってコレクターに人気

・Champion

リバースウィーブが象徴的で、アメカジやカレッジスタイルが定番

・Carhartt

耐久性の高いワークウェアで、90年代ストリートカルチャーでも再評価

 

他にも「Ralph Lauren/Polo」などがあり、根強い人気です。

 

日本の古着との違いと世界で人気の理由

 

アメリカと日本では、古着に対する価値観が大きく違います

 

アメリカでは古着が生活の中に自然に根付いていますが、日本は1990年代の原宿ブームをきっかけに、アメリカ古着を取り入れたストリートファッションが若者の間で広まったのです。

 

循環型社会の到来が叫ばれ、社会に古着に対する拒否反応が大きく減少しはじめました。その為、全国に古着屋が数多く出現し、その数は3,000軒とも言われるまでになりました。

 

リサイクルショップ型の古着屋も出現し、フランチャイズ方式による出店も珍しいものではなくなってきています。

 

その結果、逆輸入のような形で日本で再構築されたアメリカ古着が世界でも注目され、今では「Tokyo Vintage」というジャンルとして国際的に影響力を持っているのです。時間を着るという感覚が、ファストファッションにはない魅力を放っています。

 

参考:日本古着小売業協同組合「古着屋の歴史」

 

 

【絶対行きたい】アメリカの古着屋が多いおすすめの都市やエリア

アメリカの古着屋文化は地域ごとに違い、町を歩くだけでもビンテージの奥深さを感じられます。

 

ここでは、特に古着屋が多い旅行者にも人気の都市やエリアを紹介します。どこに行けば本物の古着や掘り出し物に出会えるのかがわかり、旅行計画や仕入れ先選びにも役立つでしょう。

 

ニューヨークの古着屋でヴィンテージを楽しむ

 

世界のトレンドを発信するニューヨークは、古着文化の最先端でもあります。ロウアーイーストサイドやウィリアムズバーグには、ファッション感度の高い若者が集まるスリフトショップやヴィンテージ専門店が点在しています。

 

「Beacon’s Closet」などは人気の定番スポットで、地元のフリーマーケット「Brooklyn Flea」をチェックするのもいいでしょう。

 

ロサンゼルス中心に西海岸の古着を巡る

 

自由なカルチャーが魅力のロサンゼルスは、アメリカの古着の聖地とも呼ばれるエリアです。

 

特にフェアファックス通り周辺は、ヴィンテージやストリートブランドが立ち並ぶ人気スポットです。

 

「Wasteland」などがありセレブやファッション関係者も訪れ、少し足を延ばすとロングビーチやサンディエゴなどで、スリフトショップを見つけられます。

 

ポートランド・シカゴなど注目のローカルエリア

 

近年は、ポートランドやシカゴなどの地方都市の古着も注目の的です。

 

ポートランドは再利用やエシカル志向の文化があり、「House of Vintage」などのセンスの光るショップが多く集まっています。

 

シカゴはアメカジやワークウェア系を探すのに最適で、コレクターにも人気です。

 

もう失敗しない|アメリカの古着屋巡りを心ゆくまで楽しむコツ

アメリカの古着屋巡りはお店やアイテム数も豊富でワクワクしますが、初めての店舗では「サイズが合わない」などの失敗も起こりがちです。

 

アメリカの古着屋で後悔しないためのコツと、楽しみ方を確認しておきましょう。

 

地元で人気のスリフトショップを探す

 

観光ガイドには出てこない、地元に愛されているスリフトショップはとても魅力的です。「Google Mapsの口コミ評価」や「Yelp(アメリカ発祥口コミサイト)」を活用し、★が4.0以上ある店をチェックしてみましょう。

 

また、ローカルのフリーペーパーや大学周辺といった場所には多くの古着屋があります。大学街では学生向けに手頃でセンスの良い古着が多く、掘り出し物にも出会えるでしょう。

 

チェーン店の「Goodwill」などは店舗数が多く、初めてでも安心です。

 

サイズ感などのトラブルを防ぐポイント

 

アメリカの古着屋を利用する際には、サイズ表記に注意が必要です。メンズ・レディース問わず日本より1〜2サイズ大きいため、試着をして確認しましょう。

 

また古着は縮みや変形が起きていることもあるため、タグのサイズより実寸を重視しましょう

 

匂いや傷みが気になる場合には洗濯表示タグや素材を確認し、クリーニング費用も考慮しておくといいですよ。

 

古着屋巡りにおすすめのイベント情報

 

現地の雰囲気を満喫したい場合は、古着のマーケットなどに出かけてみましょう。「Brooklyn Flea」などは、有名なヴィンテージイベントです。

 

週末や月1回開催が多く、アクセサリーなどの販売もあります。早朝から行くと、レアな一点ものに出会える確率も高く、交渉次第では値下げもしてもらえる場合があります。

 

仕入れや通販でアメリカの古着屋をお得に活用する方法

アメリカの古着屋には「質・量・価格の良さ」がそろっており、仕入れ目的のバイヤーや個人ファンにも人気です。

 

現地での卸仕入れや倉庫巡りのコツ、通販での安全な購入方法を確認し、お得に古着を手に入れましょう。

 

バイヤーが通う古着卸や倉庫情報

 

アメリカには、店舗運営者やバイヤー向けに古着を大量販売する卸倉庫「Vintage Warehouse」などが各地にあります

 

テキサス周辺で有名な「American Rag」系の倉庫は、1ポンド単位で古着を購入でき、あなたの目で服の状態も確認できます。

 

またバイヤー専用のショールーム型卸店「Vintage Clothing Wholesale LA」などは、スタッフが知識豊富で買い付け初心者にも親切です。

 

近年ではオンラインでも卸仕入れが可能なサイトが登場し、「bulkvintage.com」などは、業者登録をすることで日本からでも注文できます。

 

通販での注意点とおすすめサイト

 

アメリカの古着屋を個人で利用する場合は、通販サイトやアプリを活用しましょう

 

・eBay

世界最大級のオークションサイトで、レア古着が豊富

・Etsy

ハンドメイドやヴィンテージが中心

・Depop

若者に人気の転売アプリで、ストリート系やY2K系が充実

 

購入時の注意点として、送料や関税などの有無を確認します。質のいい古着をお得に購入するためにも服の状態表記の確認をし、サイズもチェックしましょう。

 

まとめ|アメリカの古着屋を巡って本物のヴィンテージ文化を体感しよう

アメリカの古着屋文化は歴史や多様性、自由な発想が融合しています。

 

都市ごとに個性があり、ニューヨークでは洗練されたヴィンテージ、ロサンゼルスではカルチャーを感じるストリート、ポートランドやシカゴにはローカルで温かみあるリユース文化が息づいています。

 

アメリカの古着屋巡りの魅力はただ服を買うだけではなく、時代背景やデザインの変化、現地の価値観を感じることができ、卸倉庫や通販を活用すれば日本にいながらでも楽しめます。

 

お気に入りのショップやエリアを見つけ、あなたらしいスタイルでヴィンテージの世界を楽しんでみましょう。

 

代表取締役 末継 佳大

監修者

株式会社NIPPON47

前職はプロカメラマンとして10年ほど勤務。その後、カメラマンとして独立。タイへの出張時に現タイ法人の代表である日本人と知り合い2019年に同社を創業。当時はタイSAGAWAの代理店として様々な荷物を扱うが、コロナ禍に古着の輸送に特化したサービスを展開し今に至る。現在は、タイ・パキスタン・ドバイの各法人/オフィスと連携を取り合い、日本に拠点をおきながら古着仕入れ・輸出入のサポートを行う。

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