古着の仕入れは海外がおすすめ!買い付け先の選定から注意点まで解説
古着販売は副業にとても人気がありますが、仕入れは国内である日本で行っている人が多いため、競争率が高く中々利益が出せないという人も少なくありません。
そんな国内での仕入れ事情から、古着の仕入れを海外で行う人が増えてきており、海外輸入への注目は高まっています。
しかし海外での仕入れには国内とは勝手が違うことも多く、しっかりとした知識を身につけておくことが大切で、失敗しないためにも買い付け先の選定や注意点などを正しく理解しましょう。
目次
古着販売の仕入れで海外が選ばれるワケやメリットとは?
古着の仕入れになぜ海外が選ばれるのか、海外から仕入れをすることのメリットはあるのかをまずは理解することが大切です。
海外製の商品は需要が高い
日本でも海外製の商品は人気が高く需要があり、特に海外のブランド商品は高額で取引されることも多々あります。
また日本では手に入らない商品などは商品に付加価値を付けられるため、より高い利益を生み出しやすく、古着販売をする人の中にはブランド商品や、日本では販売されていない海外の商品のみを売る人も少なくありません。
安く仕入れて高く売ることができる
海外の中には日本円よりも通貨が低い国がたくさんあり、国内での仕入れよりも比較的簡単に「安く仕入れて高く売る」ことが可能です。
また通貨の低い発展途上国の中でも商品の質の高い国がおすすめで、安く売れる商品を大量に購入することができます。
ライバルが少ないため利益を上げやすい
古着販売で重要なのは「安定した仕入れ」です。しかし国内ではライバルが多く、仕入れを行うにも中々上手く商品を手に入れられないことも少なくありません。
その点海外ではライバルが少ないため、安定して商品を手に入れられるので利益を上げやすく、また「仕入れる商品がない」といったリスクを減らせます。
古着の仕入れを海外でする際の買い付け先の選定と注意点の解説
古着の仕入れを海外でするための買い付け先の選定は、利益にも大きく関わってくるためしっかりと見極めてから決めるようにしましょう。
買い付け先の選定の重要性
いくら日本円と比べて通貨の低い国だからといって、適当に買い付け先を選んでも利益を上げることはできません。
買い付け先の選定のポイントは「需要のある商品が多い国」と、「質の高い商品がある国」で、そのため日本人に人気がある国の商品を、しっかりとリサーチしておくことが重要になります。
また海外での仕入れのため、輸送にかかる料金なども考慮してきちんと「利益が出る」かどうかを確認してから買い付け先を選定しましょう。
海外での仕入れでおすすめの国
海外での買い取り先でおすすめの国は「タイ」で、日本に比べて通貨が低く物価も安いので商品を安く手に入れることが可能です。
タイは商品の品質も高く日本でも人気があり、日本との距離も比較的近いため、輸送にかかるコストを抑えられるだけでなくライバルが少ないことも魅力の一つで、利益を上げられる今が狙い目の国と言っても過言ではありません。
日本で利益を出せていなかった人でも、タイでは一発逆転を狙える確率が高く十分に考慮する価値があります。
仕入れを海外で行う際の注意点
日本での仕入れとは異なり海外で仕入れを行う場合に注意すべきことがあります。それは輸送する際に行う「通関手続き」です。
海外から商品を仕入れ日本に運ぶ国際輸送に多く利用されているのが、「海上輸送」でその際に必要になってくる通関手続きですが、提出する申告書類はどれも絶対に必要なものになります。
書類不備や虚偽の申告などをしてしまうと、商品を運んでもらえなかったり、高額な罰金が課せられるおそれがあるため、書類を提出するときは必ず書類不備や虚偽申告にならないように心がけてください。
海外での仕入れに不安がある人は仕入れ代行サービスを活用しよう
海外での仕入れでは言葉の壁だったり、手続きの不安から海外輸入を躊躇している人もいますが、そんな人たちには仕入れ代行サービスの活用がおすすめです。
仕入れ代行サービスに依頼するメリット
仕入れ代行サービスに依頼するとことで、「仕入れや手続きなどにかかっていた時間がなくなる」や「プロの目利きで売れる商品を仕入れてくれる」などといったメリットがあります。
特に通関の手続きなどは手間が多く、商品を運ぶトレーラーの手配から必要書類の準備を代行してもらうだけでも、かなりの時間の短縮につながり、浮いた時間をほかの古着販売の作業に割り当てることが可能です。
代行業者はこんな人におすすめ
仕入れ代行業者への依頼には、
・時間に余裕のない人
・仕入れの目利きに不安がある人
・仕入れ先の言葉に不安がある人
・効率よく利益を得たい人
・国際輸入の手続きが面倒な人
などといった人におすすめで、仕入れ先の言葉が話せない人でも代行業者に依頼すれば安心して取引を行うことができ、売れる商品の目利きに自信のない人は、仕入れで失敗する心配もありません。
また古着販売での作業の中でも、時間と手間がかかる国際輸入の手続きの自動化が可能なため、時間に余裕がなくほかの作業ができなかった人や、より効率良く利益を上げたい人に高く支持されている仕入れ代行サービスです。
代行業者を選ぶポイントとは
代行業者を選ぶ際では利用料金も大事ですが、それよりも大切なのが、
・現地に店舗や倉庫があるか
・対応可能な範囲はどこまでなのか
・トラブルの際は迅速に対応してもらえるのか
・運搬手段の選択肢が多いか
などといったことで、現地に店舗や倉庫のある業者はその国についての知識が豊富で、日本でも売れる商品の目利きにも期待ができ、また現地での仕入れ先での交渉も円滑に行ってくれます。
しかし業者によっては対応可能な範囲が異なるため、しっかりと事前にどこまでが対応可能なのかを確認し、万が一のトラブルが起きてしまった場合でも大丈夫なように、トラブルの際は対応してもらえるのかどうか問い合わせておきましょう。
また業者が用意する運搬手段が1つだけだった場合、自然災害や船や飛行機に何かしらトラブルが生じた時、商品が届くのが遅れて古着販売に支障をきたすおそれがあるので、運搬手段が少なくても2つ以上ある業者を選ぶことをおすすめします。
まとめ
古着販売では、仕入れを国内ではなく海外から行うことで、日本での物価高騰による利益減少のリスクを減らし、新たな仕入れ先の確保により安定した仕入れが可能です。
また日本よりも通貨の低い国からの仕入れでは、比較的簡単に安く商品を手に入れ高く売れるため利益が上がりやすくなります。
しかし海外からの輸入には様々な手続きがあり、特に「通関」では必要書類が多く、記入漏れや書類不備といった不手際の場合、商品を受け取れないおそれもあるので必ず必要な書類に間違いがないかの確認をしましょう。
