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    デッドストックになった服の可能性は?海外へ輸出するという選択肢もあり

    現在、衣服の廃棄をなくそうと古着市場が拡大の一途を辿っています。ビジネスとしても大きなチャンスとなる古着市場は、衣料品店の「デッドストック」にも着目し始めました。

     

    元々廃棄されていたデッドストック=売れ残りの服も、古着市場において需要があるのでしょうか?日本以外の古着市場においても需要は本当に高いのでしょうか?

     

    そこで、この記事ではデッドストックの古着活用について紹介します。廃棄する物ではなく価値を生み出すものとしての利用について検討してみましょう。

     

    デッドストックとヴィンテージは何が違う?服の新常識

    ではまず、デッドストックとヴィンテージは服飾においてなにが違うのかについて解説します。

     

    ヴィンテージ=30年以上昔の服

     

    デッドストックもヴィンテージも、元々どちらも売れ残った服です。ただし、ヴィンテージと呼ばれる服は30年以上前に作られた服であることが多いです。また、ただ古いだけでなく、ブランドとして価値のあるもの、そして経年変化はあっても経年劣化が少ないことが特徴です。

     

    デッドストックは基本的に誰も着ていないものであるのに対し、ヴィンテージはすでに誰かが着た中古もあるというのもポイントです。

     

    デッドストックはごく最近?

     

    一方、デッドストックはごく最近までの売れ残り品です。まだ価値はなく、ただの売れ残り品なので最新の流行には合わないでしょう。

     

    しかし、少し年数が経過したデッドストックは、新品未使用なままで経年変化を楽しむことができます。着古し感がなく新品のままでヴィンテージ感を味わえるのも魅力と言えますね。

     

    デッドストック→ヴィンテージはありうる?

     

    まだ歴史の浅いデッドストックの服がいずれヴィンテージとなる可能性はあります。発売当時は売れ残りだったとしても、数年・数十年経つと価値を持つことがあるのです。

     

    ファッション業界は数十年でサイクルしていきます。今売れ残ったデッドストックも十年後にはヴィンテージ風として人気になるかもしれません。

     

    デッドストックの再利用で服の大量廃棄から脱却可能か

    今まで服飾業界ではデッドストックを廃棄しており、環境負荷がかかるという指摘を受けてきました。そのため、最近ではデッドストックの服を活用する動きが活発になりつつあります。

     

    環境負荷の面で大量廃棄から脱却の動き

     

    ここ数十年で作られたファストファッションブランドの商品は、過剰な生産体制のもと売れ残ってしまうのが当たりまえでした。しかし、売れ残りを焼却処分すれば、それだけ環境負荷がかかります。

     

    種類が多く、流行の移り変わりが激しいファッション業界では、売れない商品の廃棄は当然の流れだったのです。

     

    しかし、昨今の環境改善の動きにより、ファッション業界でも大量廃棄から脱却する動きが活発になりつつあります。衣服を長く使おうという試みと同時に、売れ残り=デッドストックを活用する動きが生まれました。

     

    デッドストックは本来捨てられていた!

     

    衣服のデッドストックは、ごみとして廃棄されていました。しかし、衣服は燃やすと有害物質を出すことも多いために処理施設ではないと処理できません。

     

    このままでは製造過程と処理する過程の両方に環境負荷が積み重なっていきます。これらの環境負荷を減らすのは急務です。

     

    環境負荷を減らすため、また企業側のコストを削減するためにも、デッドストックをなくす、もしくは再利用する動きが活発になったのです。

     

    【参考:NHK「着られなくなった衣服の“末路”とは…」

     

    海外での需要あり?デッドストックの服で古着市場に参入も

    捨てられることがなくなったデッドストックは、新古品の服として古着市場に参入する動きが活発になっています。安く手に入るうえ未使用なので、需要が高まっているのです。

     

    海外での古着市場は拡大している

     

    昨今、海外では古着市場が拡大し始めました。東南アジアやアフリカ諸国には各国からの古着が集められ、また世界各地へと運ばれる古着拠点が複数存在しています。主にアメリカやEU諸国が輸出し、また東南アジアからも輸入する動きが活発です。

     

    中でもデッドストックはほぼ新品なため、汚れや経年劣化による選別からも外れます。日本では流行らなかったとしても諸外国では好まれることもあるので、まさにデッドストックは古着市場におけるチャンスと言えるでしょう。

     

    日本でも古着輸出需要が拡大

     

    デッドストックに限らず、日本でも古着輸出需要が拡大しています。元々日本は古着の活用に関して積極的ではありませんでした。

     

    現在では環境改善の動きのため、古着を処分せずに寄付したり回収する活動が広まりつつあります。それでも日本の古着はまだまだ回収率が低いのが現状。

     

    ということは、この動きが広まれば日本の古着市場はもっと拡大するということです。これはまたとないチャンスといえるでしょう。

     

    古着輸出入ならNIPPON47にご相談ください!

     

    デッドストックに限らず、古着の輸出入をお考えの際は弊社NIPPON47にご相談ください。輸出の際にはベール化などの必要な作業についてもサポートさせていただきます。

     

    また、古着の仕入れについても現地買付を行っています。弊社はタイやパキスタンの古着物流倉庫を拠点にしており、そこから日本国内の指定地点へどこでもお届け可能です。

    アパレル業界の売れ残りをどうやって処分するべき!?海外進出も視野に入れて

    デッドストックの服を輸出する可能性のまとめ

     

    デッドストックの服は、アパレル業界にとって悩みの原因でした。廃棄すれば環境負荷もかかり、廃棄しなければ不良在庫として残ってしまうからです。

     

    しかし、古着市場の拡大によってその使い道に光明が見えてきました。デッドストックはいずれヴィンテージとなる可能性も秘めています。廃棄ではなく再利用したいところです。

     

    もしデッドストックを古着として輸出入ビジネスに利用したいなら、NIPPON47にご相談ください。弊社では、海上輸送やそれに関する手続きなど、デッドストックを輸出する際のサポートをさせていただきます。