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国際輸送の料金を抑えたい!発送の方法やサービスの特徴・業者選びのポイントも

海外に荷物を送りたいけれど料金が高いな、と感じたことはありませんか。国際輸送はサイズや重量の制限が厳しいですし、いびつな形のものや重たいものだと送れないこともありますよね。輸送の方法をうまく選べば、コストを抑えて送ることができるかもしれません。

 

海外へは郵便局の国際小包として送るほか、民間輸送業者の国際宅急便としても発送できます。そこで今回は、国際輸送の方法と料金についてご紹介したいと思います。また、身近な輸送業者のサービス内容や特徴も知っておきましょう。輸送日数や輸送ネットワーク・通関にも違いがありますよ。

 

郵便局から国際小包として輸送するさいの方法と料金は?

海外に荷物を送ろうとすると、最初に思い浮かべるのは郵便局ではないでしょうか。郵便局から国際輸送するさいの料金は、輸送手段によって大きく異なりますよ。

 

輸送コストを抑えるなら船便

 

とにかく輸送コストを抑えたいなら、船便一択でしょう。ただし、到着までの日数がかかることがデメリットです。日本から10kgの荷物を発送する場合の料金と日数は次の通りです。ただし、船便は荷役や通関で+ 1日〜2日余分にみておく必要があります。

 

・タイ:6,600円/・1〜2ヶ月

・アメリカ:8,900円/2ヶ月

・ドイツ:7,900円/2〜3ヶ月程度

 

また、輸送期間が長くなるため、クッション材を使用して通常より丁寧に梱包すること、湿気の多い海上でも問題ないように防湿対策することなどに注意しましょう。

 

航空便・SAL便(エコノミー航空便)を使い分ける

 

郵便局が提供している飛行機を利用した輸送には、航空便とSAL便があります。SAL便は航空機に空きスペースが確保できる場合に輸送されるので、通常の航空便より料金が安く、エコノミー航空便ともいいます。()内はSAL便の料金および日数。

 

・タイ:13,300円(8,100円)/3日(3週間)

・アメリカ:26,700円(12,700円)/5~8日(2週間)

・ドイツ:23,200円(12,600円)/5日(2週間)

 

急ぎでない荷物はSAL便を利用すると、船便よりは早く、航空便よりも輸送コストを抑えることができます。

 

輸送先の国や地域が対応しているならEMSもお得

 

EMSとは国際スピード郵便のことです。国際郵便物の中でもっとも優先的に飛行機で輸送されるため、到着までの日数が一番早いのが特徴です。ただし、EMSとして取り扱うには、輸送先の国や地域が対応していなければいけません。

 

さらに、国際郵便として送れないものや、輸送先の国で輸入禁止されているものもあります。また、申告書の作成も必要です。

 

・タイ:13,350円/3日

・アメリカ:27,100円/3日

・ドイツ:23,500円/3日

 

【参考:郵便局「料金日数を調べる」

 

【参考:郵便局「EMS取り扱い国・地域一覧」

 

国際宅急便として輸送する料金は?業者やサービスの特徴も

国際小包や国際郵便(EMS)は、世界の郵便事業をおこなっている公的輸送サービスです。いっぽうで、民間業者の国際宅急便サービスを利用して海外へ荷物を送ることもできます。代表的な業者を詳しくみてみましょう。

 

料金体制が分かりやすいヤマト

 

ヤマト運輸が提供している国際輸送サービスで、「国際宅急便」がメインです。世界200以上の国や地域をネットワークにもっています。料金体系は60〜160サイズに分けられていて、荷物の大きさと実重量の大きいほうで算出されます。国際便では、1個口につき3辺の長さの合計が160cm以内、重量は25kgまでとなっています。

 

3辺160cm以内で25kg以内の荷物を送るさいの料金は次の通りです。

 

・タイ:18,950円/3日

・アメリカ:26,050円/4~6日

・ドイツ:30,450円/4~6日

 

ただし、個人利用の場合は対応していない国があることや時間指定ができないことなど、注意点もあるので詳しくはHPで確認しておきましょう。

 

【参考:ヤマト運輸「海外へお届け国際宅急便」

 

どちらかというと法人向け佐川急便

 

佐川急便が提供しているのは「飛脚国際宅急便」です。世界220以上の国や地域を網羅していますが、個人で利用する場合はエリアが限られていることに注意しましょう。日本どこから発送しても統一料金で、実重量0.5kg単位で算出されます。スモールパーセルで輸送できる1個口のサイズは3辺の合計が260cm以内です。25kgの荷物を国際輸送するさいの料金は次の通りです。

 

・タイ:47,400円/3日

・アメリカ:64,400円/3日

・ドイツ:72,700円/3~4日

 

【参考:佐川急便「飛脚国際宅急便」

 

海外を拠点とするクーリエサービスも

 

上記のような法人業者以外にも、海外を拠点とした輸送業者も多く存在します。おもに航空機を利用した国際輸送サービスを提供しています。DHLやFedEX、UPSなどです。配送スピードや料金体系、輸送できるサイズなどが異なるので、いちどHPで確認してみるとよいでしょう。

国際輸送の料金についてのまとめ

 

国際輸送にかかる料金は、配送手段や輸送業者によって大きく異なります。郵便局など公的な輸送業者では、船便・航空便・SAL便・EMSが利用できます。この中では、船便がもっとも安いですが、到着までの日数がかかります。

 

民間の輸送業者を利用することも可能です。郵便系と比較すると割高になりますが、重量やサイズによって細かく料金が決まっています。また、業者によって得意な地域とそうでない地域では料金も異なるので、うまく使い分けることが重要です。

 

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